路
2022.07.02 14:40
最近、自分のこれまでの人生について振り返ることが増えてきた。
遠くぼんやりと見える夢の世界へ
取り敢えずがむしゃらに歩いていた期間もあった。
がむしゃらに歩くことに違和感を覚えて
最短距離はないだろうか？と探し歩いてきた期間もあった。
それは、年齢的な部分がネックになって焦っていたんだと思う。
包み隠さずに開示すれば、今でも焦りが0という訳ではない。
だけど以前と比べて、その「焦り」とも多少は良い対峙が出来ているという感覚はある。
最短距離を探していたら結果的に遠回りしていた。
結果論でしかないけれど、たらればに思うこともあったし
後悔したこともあった。
だけど
これまで歩いてきた道中だからこそ
会えた人達、そして見えた景色があった。
今では、こう思っている。
そもそも遠回りなんてなかった。
これまでが歴とした路だった。
勿論、これまでの自分の人生すべてを正当化するつもりはない。
間違った判断もたくさんしてきたし
近しい人を傷付けたことも、失望させてしまったこともあった。
この先
出来ることならば間違った判断はしたくないけれど
ここで言い切ることも出来ない。
正解ばかりの判断ではないかもしれない。
人の価値観や思考も時間を経て変わることもあるだろう。
その時は、正解だと思っていたことでも
今は間違いだったと思うこともあるだろう。
逆も然り。
この先も路は続く。
命ある限り。命果てるまで。
【小林拓真Info】
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