「練習を再開したとき、泣きそうなくらい感動しました。」NTT東日本東京吹奏楽団:猪尾様インタビュー!
チケットペイでは演奏会でも多数ご利用いただいております。
今回は古くからチケットペイをご利用いただいている、NTT東日本東京吹奏楽団の猪尾様より、吹奏楽演奏会の裏側と、次回演奏会への熱い意気込みを伺いました!!
ー今日はよろしくお願いします、自己紹介をお願いできますでしょうか。
NTT東日本東京吹奏楽団の、猪尾大作(いお だいさく)です。
普段はパーカッションを担当しています。今回の定期演奏会では、実行委員長をしています。
学生の頃からずっと打楽器一筋で、ロックなドラムから、クラシック曲までいろいろやってきました。
今は普通のサラリーマンですが、若いころは金髪のロック小僧でした!
ー昔はロックの路線だったとは意外です!楽団について紹介いただけますでしょうか。
1956年、東京電気通信局吹奏楽団として発足し、会社の民営化・再編に伴い改称を重ねて現在に至ります。
首都圏に勤務するNTT東日本およびNTTグループ会社の社員約70名で構成され、週1~2回の練習を重ねて演奏技術の向上に励んでいます。主な活動は年1回の定期演奏会、全国職場バンドフェスティバルへの参加、社会人野球の応援演奏をはじめ、吹奏楽コンクールやアンサンブルコンテストへも意欲的に参加しています。
編成は一般的な吹奏楽編成で、管楽器、打楽器、あとコントラバス、ピアノなどで構成されています。
入社1年目の新人から定年退職間近のベテランまで、一緒に仲良く活動しています。
ー楽団は普段どのような活動、練習などをされてますでしょうか。
毎週水曜日の夜と、月1~2回の土曜に練習を行っています。NTTのビルにある部屋を使って、個人練習や全員での合奏を行っています。コツコツとした地味な練習から、「うおりゃー」っという気合いの入った練習(笑)まで幅広く行っています。
平日の仕事で疲れた後でも、みんなが集まって音が出せることがとても良いリフレッシュになっていると思います。夜21:30まで練習して、それから飲んで盛り上がって終電で帰ることもたびたびあるので、翌日は疲れますけどね。笑
ー次回演奏会の見どころ、楽曲の拘りポイントについて教えてください。
うちの場合は、年に一回のコンサートなので、クラシック、吹奏楽オリジナルの曲から、ポップス、歌謡曲、映画音楽、ミュージカル曲など、広く取り入れて、多くのお客様がいろいろ楽しめるように工夫をしています。
「演奏会の2時間でお客様にどれだけ感動していただけるか?」が一番のこだわりです。
感動って、喜んでいただけることはもちろんのこと、涙することも、笑えることもあると思うんですよ。それらをいかにぎゅっと凝縮してお客様に届けられるか?を常に考えています。
企画を考えるときは、真剣に会議を重ねて、そして飲みながらワイワイ話すこともありますね。
一方、「生みの苦しみ」もあって、限られた時間、予算の中から、どれだけ素晴らしいことができるかを考えることは、決して楽ではないです。特にうちは無料のコンサートで、団員がお金を出し合って開催しています。
これがアマチュア吹奏楽団の良さだと思っています。
ー演奏会の楽曲について簡単にご紹介いただけますでしょうか。
第一部では「まじめな」吹奏楽の曲をやります。
私たちも出場する吹奏楽のコンクールで課題曲から、
・やまがたふぁんたじぃ ~吹奏楽のための~ / 杉浦邦弘
・サーカスハットマーチ/ 奥本伴在
…の2曲を演奏します。
あとは、1954年に起きた水爆実験に巻き込まれた、第五福竜丸をテーマにした吹奏楽オリジナル曲
・ラッキードラゴン ~第五福竜丸の記憶~ / 福島弘和
…を演奏します。切ないながらも力強く美しい旋律が流れていき、お客様だけではなく演奏するメンバーも感動して涙するほどの名曲です。
第二部では、「Go forward!」をテーマに、聞き馴染みのある曲を取り入れています。
いまだ閉塞感があるコロナ禍からでも、困難に打ち克つ姿を表現したいと思い、選曲をしました「Go」といえば、郷ひろみ。ダジャレですね。笑。その郷ひろみさんのヒット曲を吹奏楽にアレンジしたメドレー曲、
・Tribute to GO HIROMI / arr.福田洋介
高齢の団員は「子供のころ、テレビの歌番組で聴いていた曲」が、一方、若い団員では「お父さん、お母さんが聴いていたらしい」って言われて、世代の違いを感じた一曲です。笑
大ヒットアニメ「鬼滅の刃」挿入歌から
・「竈門炭治郎のうた」
では、絶望を絶ち、前へ進む姿を表現した、悲しさのなかからも力強さを出していく曲です。
世界的な大ヒットミュージカル…
・「レ・ミゼラブル」より、メドレーで演奏いたします。
「民衆の歌」は、今の世の中にとても勇気を与えてくれる曲だと思います。
ーコロナの影響などもあるかと思いますが、活動的に苦労された部分はありましたでしょうか。
みんなが集まりたいのに集まれない。演奏したいのにできない。これはとてもつらいことでした。これまで当たりまえだったことができなくなることが、こんなに生活を変えてしまうのか?本当につらく苦労が絶えない期間でした。
コロナ禍では「リモート飲み」が流行りましたが、やはり違和感ありますよね、一体感がないというか。表情だったり、間だったり、空気感だったり。
それが音楽では最も重要な要素になると思っています。なので、一緒になって演奏ができない、同じ空気の中で音が出せない、とても寂しい時期でした。
まん延防止策が解除されたときから、少しずつ活動を再開しています。いまでは安全管理を万全に行って、みんなで合奏ができるようになりました。練習を再開したとき初めてみんなの音が合ったときには、泣きそうなくらい感動しました。練習をしていないから演奏は下手でしたけどね。笑。
ー話は変わりますが、チケットペイをいつもご愛顧いただきありがとうございます。
利用しやすいポイントなど一言いただけますでしょうか。
なんといっても、入場無料のチケットを全席指定でインターネットから申込、発券できることですね。
当団体の演奏会は、入場無料ですが、全席指定となっています。これは他のアマチュア吹奏楽団でも良くあるスタイルだと思うのですが、従来はすべて団員の手作業で行っていました。これが本当に大変でした。
例えば、申込フォームを団員が作成し、申し込まれた情報を見て、手作業で座席指定、発券・発送を行っていました。
また、お客様は自分が好きな席を選ぶことができないため、不満感を持たれたこともありました。
本来は演奏の練習をすべき団員が、こういった作業に忙殺されてしまう、そういう状態だったんです。
それらを一機に解消してくれたシステム、仕組みがチケットペイさんだったんです。
さらに、販売状況の情報が逐次把握できて、プロモーション活動に活かすことや、申し込まれたお客様へダイレクトメッセージを出せる機能がとても役立っています。
実は、他にもいろんなサービスを探したのですが、無料のチケット受付発券できたのがチケットペイさんだけだったので、すぐに方式として採用しました。苦労から救ってくれた救世主だったと思います。
2016年の開始当初から長いお付き合いになる担当の方が、ものすごい特撮マニアなのですが、チケットペイさんを使った初めてのコンサートで演奏した曲が、ウルトラマンとゴジラでした。奇跡的な出会いを感じましたね。笑
うちとしては初めてのチケット申込受付・発券をアウトソーシングしたので、不安や不慣れなことがとても多かったのですが、とても親身になって相談にのってくれたことが、とても印象的でした。いまうちのコンサートを担う最高のパートナーだと思っています。
ーありがとうございます!
コロナ禍のなかで演奏会を行うことは、とても大変なことです。これは吹奏楽団だけではなく、多くのミュージシャン、パフォーマーが苦労されていると思います。
「できない理由を探すのではなく、安全にできる方法をみんなで考えよう」という想いで、私たちは準備を進めてきました。
これらの想いをファンの皆様だけではなく、ミュージシャン仲間、世の中すべての方にも、ぜひ伝えたいと思います。
お客様と演奏者との接点、これがコンサートの醍醐味だと思います。
チケットペイでチケットを買って、ぜひご来場ください。
ー最後に演奏会ご来場の方へメッセージをいただけますでしょうか。
吹奏楽ファンはもちろんのこと、吹奏楽の演奏になじみがない方でも楽しめるよう、いろんなジャンルの曲を演奏します。今回は、郷ひろみさんのメドレーや、大流行の鬼滅の刃まで、楽しい演奏会にしたいと思っています。
また、うちの演奏会ではもはや名物となったアンコール曲でのパフォーマンスも必見です。ぜひご来場いただき、私たちと一緒に盛り上がりましょう。
もちろん、安全対策も万全に行っていますので、安心してご来場ください。
激動の世の中ですが、これからも常に成長し続けていきたいと思っています。
ぜひこれからもNTT東日本東京吹奏楽団への応援をよろしくお願いいたします。
ありがとうございました!
演奏会がんばってください!!
【最新演奏会はこちら!開催間近です!】
NTT東日本東京吹奏楽団・第55回定期演奏会
会場 : カルッツかわさき ホール
開催日時 : 2022/05/28 (土) 13:30 ~
開場時間 : 12:30
チケットお求めはこちら!!
https://www.ticketpay.jp/booking/?event_id=37517
※チケットは無料ですが、発券の際には、発券手数料330円/枚(税込み)が必要です。
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