器と匙の講座
6月から
「木地制作から仕上げまでを一貫して行う講座」が始まりました。
どんな講座になるかまだ手探り中ですが。
食べるものと器と匙について考える場になればと思います。
器の形状を考え、木を削り、成形していくことと、
成形を終えたものに漆を塗って仕上げていきます。
難易度はやや高く、月に一度の講座では完成までは時間もかかりそうですが、
なるべくこちらが手を出さないように、
それぞれの皆さんが納得がいくまでかたちを詰め、考える。
最終的には、手入れも含めて、道具を扱えるようになればと思います。
なんでも好きな器を作るとなると、自由度が高くてもなにを作るか迷ってしまうので、
まず『盛り付けるたべもの』をお題にして考えていきます。
今回は、
『甘味』 を食べる 器と匙
について。
2022年度は月に一回、全8回を予定しています。
仮に予定を立てるならば、
6/19・食べるものから器を考える
9/11・道具の使い方〜削り方〜研ぎ方
10/30・器を作る
11/20・器を作る
12/18・器を作る
1/8・匙を作る
2/12・匙を作る
3/12・漆を塗る
満足がいくように仕上がるまでを繰り返す、
通年の教室になればと考えています。
講座詳細
限られた道具の中で、木地制作から漆塗りまでを行います。
制作を通して、器について考える場を作りたいと思います。
今回は、ノミと小刀を使い、『刳りもの』で器を制作していきます。
定員:6名
※道具は個人所持のもの。ノミ・切り出し小刀・漆刷毛は、準備のない方は相談の上。
砥石も準備していただきたいですが、やりながら相談の上でも大丈夫です。
※未成年者の場合は、刃物を扱う際の心配と、漆を扱う際にかぶれの心配があることを、
保護者の方に理解を得られた上でご応募ください。
2022年度は全8回教室があります。
日程:6/19・9/11・10/30・11/20・12/18・1/8・2/12・3/12
(予定が変更する場合もあります。その時は事前にお伝えします。)
時間:14:30〜17:30
場所:神楽坂一水寮漆研究室 新宿区横寺町31
募集方法 (随時)
対象者
コロナ禍で思うように授業を受けられなかった方々。
受講を希望される方は、
件名を、「器と匙受講希望」
お名前と、連絡先アドレスを記載の上、
miyashitatomokichi@gmail.com宛にご応募下さい。
○お名前
○ご連絡先アドレス
器について考える時間を楽しみにしています。
見学したい方もどうぞご連絡ください。
宮下智吉 漆の器
miyashitatomokichi@gmail.com