ご機嫌線路に続く

待たされていたようで

それでもやっぱり

全て、ちょうどいいタイミング

なのかもしれない

佳きことが成るには

時間がかかるのだ

アリのような小さな歩みでも

進み続けてさえいれば

どこかには辿り着く

その間、ひとは、

あせる

夕方の市バスのように

ノロノロとして

景色は一向に変わらないように思えて

降りて歩いた方が早いわっ

と、腹が立ってきたりする

ヤキモキする

だけど、実は、

歩こうが走ろうが

バスに乗ろうが

向かう先は同じ

いつ着くかが

少し違うだけ

一番いい頃合いのタイミングで

たどり着けるといいな

いや、きっとそうなる。

今の「ご機嫌線路」の先に

それは続いているのだから。

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Sofie KT.