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希望は自分とひたすら向き合う過程で生まれる。

2022.05.23 21:01

『成幸の法則2022』5.24

Vol.2126

希望は自分とひたすら向き合う過程で生まれる。

<猪瀬直樹>

現代は、「正解」が無い社会と言っても決して過言ではありません。

私が育った昭和は、皆が「正解」を求めていました。

「正解」を知ることで全ての人が同じレールに乗る事を良しとした時代は、とうの昔に終焉しています。

今は、すべての日本人にとって、「情報収集力」だけではなく、「情報編集力」を磨く必要のある時代です。

得た情報をどのように料理(編集)し、自分を際立たせるかという時代なのです。

一方で、「情報処理力」は、今後ますます、ロボットや、ブロックチェーン技術、AIに任せる時代。

私たちは、「情報処理力」ではなく 「情報編集力」がものを言う時代に生きることになるのです。

その意味で、私たちの収入も、「希少性」で決まることになります。

そしてその希少性は「情報編集力」がものを言うのです。

 

私たちの現在地は、「情報編集力」を駆使して、個を限りなく「希少性」の高い存在に磨いていく時代ということが出来るでしょう。

こういう時代だからこそ、ますます「自己を内観すること」が必要になります。

内省的に自分を見つめ直すことで、幕が上がる舞台があることに氣づけるのです。 

「情報処理力」を「頭の回転の速さ」とするなら、「情報編集力」は、「頭の柔らかさ」です。 

頭の回転が速くて、かつ頭の柔らかい人を、「頭がいい人」と人は呼びます。 

 

とはいえ、これまでの何十年間を振り返ると、「情報処理力」側(左脳型)の教育や仕事が8割以上…

「情報編集力」なる言葉も意識したことが無い人が多いことでしょう。

今までのように、「情報処理力」だけを使っていると、パターン認識(左脳)ばかりがクセになって頭がどんどん固くなります。

 

「情報処理力」側の思考は、常識、前例、体験モードだからです。 

 

自分では「考えている」つもりでも、実は「処理している」だけになってしまうのです。

「情報編集力」は、歳を重ねれば重ねるほど「伸びしろ」が出てきます。 

 

「情報編集力」を磨き続けることができるのは、それが処理ではなく、編集だから。 要するに、「正解」が無いからなのです。 

成幸コンシェルジュ

ひとみ幸お