ハワイ・ハイキング編

全米のビーチNo.１に輝いたラニカイ・ビーチ（天国の海の意）近くのピルボックス・トレイル。

怪しげなカタカナ表記もある看板に従い、ハイキングコースへと。

でもなぜか、始まってすぐロープに捕まらないと登れない、ほとんどロッククライミングのような状況に。

えええ、これ、ハイキング・トレイルじゃないの？と思いながら必死で登りました。片手に水、片手にスマホ、で登り始めたものの、すぐにその二つはバックパックの中へと。

あの頂上まで登りたかったんですが、。

何しろ火山岩むき出しの部分に砂だかホコリだかがうっすらと積もっていて、滑る。怖い。

ラニカイ・ビーチ一望、モクルアとモクイクの二島も見える、というところでこれ以上登るのは断念。

カイルア・タウンと山並みが見える方角。

降りる時にはすっかりチキンと化し「何これ、ありえない、転んだら下まで滑って行って大変なことになるじゃん。」とブツブツ言っていた私をみて心配してくれた地元の方々。

パグ君の名前は「マンゴー」ちゃん。

「私たちは慣れてるから、一緒に降りたげる」と。

その途中「これ、ちょっと酷くない？ハイキング・コースって呼べないんじゃない？」「そうね、他にも危険すぎるところがあって、基本立ち入り禁止になってたりするけど、妙に冒険心出しちゃった観光客とかが密かに入り込んで落ちて、年に何人か死ぬのよね」「そうそう」

「え？そうなの？」

無事降りて来た後「街まで行くなら送ってあげるよ」と言ってくれたのですが、すぐそこのラニカイ・ビーチに寄る予定だったので、そこでお別れ。

このハイキング・トレイルは日本のサイトでも紹介されているので、どこかに他の比較的簡単なルートがあったんじゃないかと、その後ビーチで考えていたのでした。