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日本マーケティング学会 2013カンファレンス感想

2013.11.10 13:19

11月10日に開催された日本マーケティング学会2013カンファレンスに参加した感想です。

 

1. とても居心地のいい学会でした

私の研究領域はMOT,特に製品開発で,どちらかというとマーケティングよりも組織のマネジメントに関心が寄っています。ですから,商業学会などの『商業論にガチ』な学会は少し敷居が高かったのです。ですが,今回の学会は,実務家の方も多数参加していますし,良い意味での軽やかさがあって,硬くならずに参加できました。

生物多様性についての議論と同様に,学会においても参加者の多様性が高いほどエコシステムの維持・発展が促進されるように思います。そういう意味で,とても多様な人が参加しているこの学会は今後の発展がとても楽しみです。もちろん,自分もその発展に寄与したいと思いました。

 

2. ポスターセッションは大成功

ポスターセッションで報告した方と話していたのですが,ポスターセッションでの報告は報告者にとって大変満足度の高いものだったそうです。オーラルセッションも良いのですが,フロアとのやり取りには時間的に制約があるのは否めません。その点,ポスターセッションは発表者と聞き手が思う存分話せるのですね。私は参加者側でポスター報告者とお話しましたが,確かにとても時間をかけてディスカッションできたので楽しかったです。

 

理系の学会ではポスターセッションが当たり前のようにありますし,その最大の効果は,発表者と聞き手のコミュニケーションにあるというのも,コンセンサスがあることのように思います。今回の試みは,大成功だったと思うので,今後もぜひ継続してほしいと思いました。

 

3. 学会賞・・・

懇親会で学会賞の発表と授与式があったのですが・・・正直に言って悔しかったです。もちろん,受賞した方々の報告はすばらしいものなので,そこが問題なのではないです。ではなくて,頑張ってフルペーパーを書いたにもかかわらず,受賞に至るような水準に仕上げられなかったのが悔しいです。

 

研究は賞を取るためにやるものではない,という意見もあるでしょうが,コンペティションがやる気を高めるのもまた事実です。こういう制度は個人的には大好きです。受賞された皆様,心よりお祝い申し上げます。

 

全体としては,とても充実した学会でした。私の報告にも興味をもってくださった方がいたので,それもとてもうれしいことでした。地域活性化というテーマで貴重な縁ができたのもありがたいです。やっぱり,定期的に学会に参加して報告するのは,研究者として不可欠なことだと再認識しました。