ブルテリアのボブ天国に行く
15年の間、我が家の愛犬だったボブが天国に逝ってしまいました。
ボブは娘が9歳の時に我が家にやってきました。私の仕事が忙しく帰りが遅くなることも多く、いつも娘は一人でお留守番をしていました。
ボブが我が家に来てからは、いつもボブと一緒でした。悲しいときはボブが慰めてくれたり、一緒に散歩やお昼寝もしました。小さな娘をソリで引っ張ったこともあったっけ!娘がゲームに熱中していたある日、ゲームのコードをかじって感電したこともありました。
ボブは、ミニチュアブルテリアで闘犬の血筋があるため、特定犬に指定されています。
特定犬とは、人に危害を与える危険性があるため、飼育にも注意が必要であるという犬種です。子犬の時はやんちゃで色々なものに噛みつきましたが、夫が口の中に拳を入れて「噛んではいけないものを噛むと苦しいよ!」と血だらけになりながら躾をした後は、口に手を近づけても舐めることもしませんでした。よっぽど怖かったのかな?
トイレも「おしっこパットはエコじゃないよね、外にするのも環境に良くないし、尿瓶にさせてみよう!」と尿瓶におしっこをするように躾ました。
日向ぼっこが好きでいつも窓から家族の帰りを待っているので、近所でも有名だったそうです。
娘は成長し独立した後は、私の後をずっと離れないストーカー犬になりました。
トイレに入っても、ドアの外で待っています。食卓に座っていても抱っこしてと足の間に挟まって来ます。
新居に引っ越して来た頃には、足腰が弱りお散歩も嫌がるようになり、ご飯も上手に食べることができなくなりました。耳も遠くなり、名前を呼んでも反応しませんが、ずっとそばにいて、家族の様子を見ていました。
ボブが天国に行くまで、こんなにボブに支えられていると思っても見ませんでした。
とっても寂しいです。
ボブと一緒に過ごした時間はとても幸せだったよ!ありがとう!ボブのこと忘れないよ!