カーター記念黒部名水マラソン大会に参加して 1/3
4月30日にauのオンラインショップで予約したiPhone13mini、まだ入荷連絡がありません。ライトニングではなくUSB-Cになるとか徐々にiPhone14の情報も出てきて、もう予約キャンセルして14が出るのを待とうかな。でも、miniはなくなるみたいな情報もあるし…。まあ、走るときはRakuten miniがあるから、miniじゃなくてもいいかな…う~む、悩みすぎてとるもの手に尽きませ~ん(^^;
さて、昨日ミッシーさんからの写真を前日から待ってましたが音沙汰なし。そこへとつぜん、僕のiPhoneSE(初代)のストレージがパンクするかと思うくらいドバドバドバと大量の写真が送られてきました(笑) いわゆる「降れば土砂降り」。で、無事写真入手できたので、本日は第1回目をお送りします。不倫旅行は、計画されたものではなく、急遽前日決まった現地集合の旅だったもようです(爆笑)
「カーター記念黒部名水マラソン大会に参加して」
~ 序章 準備編 ~
その昔、にこやかな笑顔とともに来日した米国大統領が多くのSPを引き連れて、首都・東京の皇居周りだったかを気持ちよく走っているTVニュースをみたことがあります。
その頃は、マラソンブームはおろか、ジョギングとかランニングがまだ一般の日本人の趣味として定着する前だったので、「国賓として来ているのだから立場をわきまえ、周りの迷惑も考えたら、何も日常の趣味を日本に来てまでやらなくてもいいのにな・・・・。」ともやっとした覚えがあるのです。
その時、TVは解説していました。「ランニングは中毒性の物質が脳内に出るので、一旦習慣となると、走らないと逆にスッキリせず落ち着かなくなるものなのだ。」…ふむふむ、健康的ではあるが、厄介な趣味なんだなぁ、と理解したものでした。
時を経て、ランニングをたしなむようになり、実地に多くの「中毒患者」を知ることになるとは思わなんだ・・・。(ケガでも、痛みを押してでも、雨風炎天下をものともせず走るのは・・・やはりある種、ビョーキでしょう(笑) おっと、二日酔いでも走るのは、違うビョーキかな、KBTさん(笑)!)
その人、ジミー・カーターの名前を冠した大会が富山県黒部市で開催されており、3年ぶりの開催、今年で39回目となります。
ファスナー等を製造する会社YKKは、この黒部市から世界的企業に発展した会社で、米国に工場を進出する際に、その創業者は、親交のあったカーター氏の故郷ジョージア州を選び、大統領は、実際にこの大会の初回を走りに来ちゃったらしく(SPもたぁいへん)、以来、YKKはこの大会の最大のスポンサーを続けている、そういうことらしいです。
私は2015年にも参加した折に、この地この大会では「閣下」と呼ばれるその御仁が、開会式で大きなモニター越しにビデオメッセージを贈るのを見て、驚愕したのを覚えています、その頃でも御年は90を越えているはずでしたからね。しかもカッカだよ、カッカ。お猿のお尻は真っ赤っ赤、でなくて。ちなみに私はその時まで、「閣下」と呼ばれる人を「デーモン小暮閣下」くらいしか知らなかったです・・・・。
昔は安物のファスナーで生地を傷めたり、ジャンパーが閉まらなくなっておじゃんになってしまった、てなことがままあったわけです。でも、YKKのブランド力はすごい。ファスナーにその刻印がついているとぐっと高品質、安心感を感じることができました。この北陸の地から羽ばたいていったのね。今年もまた98才になっているであろう閣下の、ランナーへのメッセージが代読されるのを聞きながら、そんな歴史を思いました。
そして、今年も完走メダルにも、閣下の横顔がばっちり刻まれているのでありました・・・・。ま、閣下はノーベル平和賞受賞者でもあります。
その「カーター記念黒部名水マラソン大会」に行ってきました。
GWの練習会でF吉さんが、黄色と空色のツートンカラーのかっこいい大会Tシャツを着ていて、聞けば「黒部名水」のTシャツだとのこと。
最近、このツートンカラーはよく見かけるようになった。ウクライナの国旗の色であり、これは豊穣な小麦とひまわりの黄色と空の色を象徴しているのだそうです。そのために、またもや大国の侵攻をうけ、蹂躙される悲劇の歴史が繰り返されているかの国を応援するシンボルカラーだったり、21世紀にもなり、軍事力で国域を侵することへの怒りや平和を願う気持ちを表明する色だったりしているようです。
「いつの間にそんな素敵なTシャツをくださる大会になっていたんですねぇ」
「いや、これは記念Tシャツなんだけど、結局、去年は開催されなくて。」
「では、もう着るウエアは決まってますね!」
そんなやり取りの後だったか、F吉さんから、「5/31まで「立山黒部アルペンルート」の県民割の対象に静岡県民もなってて、半額位になるんだよ。」と聞きました。何それ、いいなぁ。
「前日休みを取って名古屋まわりのバスで富山駅から行くんだ。」
「いいなぁ。でも私は6月に㈪㈫連休するし、人間ドックも半休で収まるかどうかだし、絶対にムリ!」
と諦めていたんです。
でもどこかで諦めきれなかったんですね。㈮ほぼ24時の静岡発の深夜バス、東京経由を見つけました。でも長野方面から「立山黒部アルペンルート」に入るプランも出発地に到着するまで相当時間がかかることがわかり、では富山駅まで出ると10時台スタートでアルペンルートに入れるが、扇沢まで抜けると、信濃大町経由で、大会の行われる宇奈月温泉駅近くに取った宿につくのは22時・・・。
4年ぶりのフルを走りに行くのに、12時間近くバスに乗って、その後6回も乗り物を乗り換える旅をするんですか?主客転倒でしょ、さすがに。しかも、宿は22時就寝の公営施設なので、ご迷惑をおかけするわけにもいかないし。
その頃、FacebookでF吉さんが、7時に富山駅から「立山黒部アルペンルート」に入ることを知り、もう一度調べると㈮17:35静岡駅発、バスタ新宿乗り換えで5:00富山駅着の深夜高速バスがある!これなら7:00からフルに「立山黒部アルペンルート」を楽しめるではありませんか。富山駅まで戻れば、黒部宇奈月温泉駅まで新幹線で12分だしね。急遽、バスやルートのコースの予約を取り直し、キャンセルし(前日3時迄は手数料無料)、静岡駅17:35の高速バスの人となりました。
~つづく~
へぇ~、黒部名水マラソンの冠に「カーター記念」がつくのは、そういうことだったんだ!ミッシー先生、大変勉強になりました\(^^)/ それにしても、前日までのバタバタぶり、さすがでございます。ドキュメンタリー映画に仕上げるべく、前日までの準備風景、家まで撮影にいけばよかった(笑) ということで、深夜バスで無事黒部までたどり着けたのでしょうか?続きは明日お伝えします、お楽しみに✋