ゴブラン
2017.12.29 14:39
クラシカルなお花のゴブラン織りに出会いました。
クリームイエローベースなので、どこかアンティーク。
ボリュームスカートと、ペンシルスカートの2枚取れれば良いな。
実はこれ、裏面なんです。
こちらを表にして畳まれていた、着分生地でした。
中をのぞいてびっくり!
先生の服はどうも、毎回手作りらしい・・・という噂が回り、
「まさか、それも手作り?!」
「またもや、全身手作り?!」
驚愕されています。(笑)
専門学校の高校生にはパターンから洋服1枚を作るのも
へとへとの大騒ぎではあるので、
「手作り」という表現は、ほのぼの、とても可愛らしいです。
何も知らない学生が、デザイン、パターン、縫製と同時に
沢山の情報や技術をいっぺんに養わなければならず、
険しい道を歩いているとも言えます。
そのやり方は世の服飾専門学校の王道ではあり、
また若者ゆえ混沌としながらも、やがて、身体に入っていくのですが、
習得したという実感や安心感を持つのに、時間を要します。
専門学校という限られた時間の中で、服飾造形のベースを学ぶには、
そのような方法になるのも頷けます。
大人向けビギナークラス、TREND SEWINGでは
短期間の縫製ステップを繰り返し意識していく事で、
続けていかれると、ある時知らないうちに、
縫う力が歴然と養われている事にお気付き頂けると思います。
沢山縫うこと、時間内に構成すること、洋服の構成知識を増やすこと・・・
そのあと、ご自分からデザイン→原型操作→パターンを学ばれていかれたら
とてもとても、成長します!