シン・ウルトラマン

庵野監督シンシリーズ第三弾。

今度はウルトラマン。

怪獣(禍威獣)の出現が常態化した日本が舞台。禍威獣特設対策室専従班、通称「禍特対」のメンバーが日夜対策に明け暮れるなか、打つ手なしの強力な怪獣が現れる。そこへ飛来する1つの物体。

なんとそれは、銀色の体躯をした巨大な人間のようにも思える外星人であった。

それ以来彼は禍威獣のピンチにことごとく出現し、人類を助けるようになる。

人類は彼をウルトラマンと命名。

ウルトラマンの地球での活動がはじまる…

設定や演出など随所に過去作品へのリスペクトがみられ、そういったところでも楽しめるのは庵野監督ならでは。

告知段階でさまざまな情報が隠されている作品であるため、多くのことを語ることができないが、ウルトラマンの知識がなくてもエンターテイメントとして充分楽しめる、素敵な作品である。

これを観ずして、2022年の映画を語ることはできない。