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将棋じゃないほう。~吉森弘太郎の新宿囲碁教室~

久しぶりのお散歩。~前編~

2022.06.09 09:15

ちょっと最近ご無沙汰でしたが、久々にやってきました、フラっと駅に降りて散歩するコーナーです。

今回は小田原駅の一つ手前、足柄駅へ。

足柄と言えばあれだよね、金太郎だよね。それとも違う足柄かな?とか思いつつ到着。

降りてみると寂しい感じの駅。当然ながら駅ビルとかはなく、いつもの旅行のように駅ビルの中のトイレを探すくだりはできない。

ともあれ駅を出て、まずは自販機で飲み物を買う。何も無さそうな駅に降り立つ場合、かなりの歩きを覚悟した方がいいので飲み物は必須。ご注意されたし。

しかしよく考えるともうちょっと金太郎売りしてても良さそうなのに、微塵もそういうのが無い。やっぱり違う足柄なのか・・・?


そんなことを思いつつフラフラ歩いていると、「五百羅漢」の案内板を発見。アレか、確かお地蔵さんがいっぱい並んでるやつ。違ったかな?と無知な感じでとりあえずそっちに向かってみる。

そうすると小道の道端に地蔵がちょこちょこ並んでいるのを発見。あ、やっぱこんな感じのがいっぱいある系なのかな?と思いつつ進んでいくが・・・

着かない(*_*)

おかしいな、看板には200mって書いてあったんだけど・・・さてはあそこの道を曲がるんだったか・・・さすがにそれはもうちょっと案内してくれないと分からんぜ・・・

まあ、後で戻ってくるか・・・と思ってとりあえず先へ進む。


無事に国道に出た。ぶっちゃけ田舎は国道沿い以外で飲食店を見つけるのはかなり厳しい。無難にこの辺に何かあるか・・・と歩いていると、

「そば・うどん」や「天ぷら御膳」の文字。絶妙に古すぎず新しすぎずの感じ。

うん、昼はここでいいか。すぐ入ろうかとも思ったけれど、すぐそこの道の街灯に「扇町商店街」の文字。もう少し商店街を見てからにするか。


商店街は魚屋に八百屋、米屋、金物屋みたいなのが点在しているのみ。う~ん、昔ながらすぎる(*_*)

そうこうしているうちに商店街が終わり、ふと見るとAmazonのでっかい建物が。うわ、これがAmazonの倉庫ってやつか( ゚Д゚)

ちょうど迂回したいところに鎮座していて、これをぐるりと回るのはかなりしんどそう。

仕方ないので来た道を戻り、例の蕎麦屋へ。


店は綺麗とも汚いとも違う、いわゆる田舎風。山菜や春野菜メインの春の天ざるを推されたので素直にそれを頼むことに。かつ丼もあったので迷ったけど、なんか天ぷらの文字を見た時から天ぷらテンションだった。

店を見渡すとどうも60年くらいやってる結構な老舗らしい。道理で値段がやや強気。春の天ざるは1900円である。まぁ旅行価格と思おう。

あ、でも春の天ざるって肉っけ無さそうだなぁ。普通の天ざるにするんだったかなぁ・・とか思っていると天ざる到着。


・・・うん、肉は無いな(T_T)/~~~

まあいい。気を取り直してまずはつゆを徳利から器に注ぐ。うん、たっぷり入っている。よろしい。でも天ざるなのでもっと入っていてもいい。

たまにつゆが少ない店で、天ざるなのにまったくつゆの量が増えないとこがあるけど、あれは天ぷらを何もつけずに食えということなの?といつも腹立たしく思う。

むしろ理想としてはそばつゆと天つゆは別に用意してほしい。天つゆはあったかくして。塩もあればさらに良し。


つゆへの不満はさておき、まずはそばをたぐる。うん、喉ごし良くて普通に美味しい!正直店構え的に期待値低めだったので、そのギャップもあってうまい!だてに60年やってないね!

続いて天ぷら。うん、これも良い!べちゃっとせずいい天ぷら!多分このエリアの中では当たりだろう。野菜ばっかりだけどその分たくさんあって良かった。たまにはこういう爺みたいな食事もありだな(ー_ー)!!


食事を終え、日差しと暑さがきつくなってきたのでマスクを取り、日傘もどきの折り畳み傘を差して歩くことに。まあまさに屋外で人の居ないところだからね。都内では人の居ないところなんてそんな無いから外せないけどね。

来た道とは少し違う道を駅方向に戻って歩き出す。多分こっち側に五百羅漢があるのではないかな~という読み。

しばらく歩くと予想通り五百羅漢のある寺を発見。せっかくだしお参りするかね・・・と向かったその時、悲しい看板を発見(>_<)

「コロナ感染対策のため、五百羅漢の参観はお断りしています」

の文字。うにゃぁぁぁ。


ま、まあ見ても「ふ~ん」ってなるだけだしね!いいよいいよ!と気持ちを落ち着けつつ、どうするか・・・と途方に暮れた私はグーグルマップを開くのであった。

後編に続く。