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「TIME AND TIDE」

2017年映画ベスト5

2017.12.31 01:54

私が2017年に観た映画なので、古い作品も入ってます。(昭和46年の作品も( ^ω^ ))
ランキングを付けるのは好きではないので、順位無しで5作品。
それぞれの作品に仏教的な死生観を結びつけることが出来ると思っています。

それについては、今後、まとまった文章としてアップしたいと思っています。


〇『メッセージ』


 普通のSFものとして観たら、全然面白くないと思う。
この作品の重要なテーマは「未来」

 彼女は夢を見るように未来を体験します。

彼女にとってその未来は変えることが出来るのか、出来ないのか、わかりませんが、

それを受け入れて生きていく覚悟をします。

 未来を見る能力?は、宇宙人からのメッセージではあるのですが、
そんなものがなくても、実は私たちの未来は「決まっているのでは?」という感覚に襲われます。

 これってすごく仏教的な死生観だと思っています。ここら辺は、坐禅会とかでも話してみたいと思っています。

 

〇『龍の歯医者』

 映画というカテゴリーではないかもしれないですけど…。

この作品も死生観が面白いです。

 それぞれに「死に際」を知っていて、それでも、その生き方を「選んで」いきます。

「未来は変えられる」と考える少年ベルと「未来を受け入れる」覚悟をする少女野ノ子。

「生きること」を考えさせられました。


〇『ドリーム』


まぁ、仏教的な死生観っていう話は横に置いといて、

単純に面白いです。

特に音楽が秀逸。

ファレル・ウィリアムスが1960年代っぽい音楽を作り上げることで、映画がとってもおしゃれに、とってもテンポの良い作品になっています。


〇『沈黙(サイレンス)』


マーティン・スコセッシではなく、

篠田正浩版です。

昭和46年作品です。

いやー、丹波哲郎って偉大な役者ですね。

外国人役を演じていますけど、まったく問題ありません。

違和感はありますが(^◇^)、ストーリー、展開の強さがあるので、そのまま作品を楽しめると思います。


〇『廻り神楽』


 地元岩手の黒森神楽を作品。

作品の内容もさることながら、

宣伝告知のお手伝いをさせていただいたということで、今年のベスト5映画にいれました。

 「死者と生者」「ハレとケ」「日常と非日常」

それぞれに共存する世界を生きていることを思い出させてくれます。

個人的な2018年のテーマのひとつが

「コントロールとアンコントロール」

なので、それにも関連している映画だと思います。



細かい映画の感想は、徐々にアップしていきたいと思っています。

※下記はそれぞれの作品のトレーラーなどです。参考までに。