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タタッタラ

《彩輝館》見学

2018.01.03 22:27

2017年3月、光嶋建築関西ツアーを組みました。初日は中川村から家族三人車で大阪へ。箕面市彩都、北大阪のニュータウンに入ると遠くからでも、あれだ!と分かる見晴らしの良さと存在感のある建ち方をしていました。近づくとワクワクします。


翼の様に大きく広がる屋根と広い軒下には憧れのような好印象を受けました。外壁はランダムな幅に縦貼りオール黒塗装ヒノキ、窓は全てペアガラスの木サッシ採用で木造建物の高級感がずっしりと感じられます。


左官(シャカン)仕上げの漆喰壁は職人さんの素晴らしい仕上げでした。


室内フロアは小さく三段階に分かれていて、ボリュームある空間を上下左右で共有できるような広々した雰囲気。


翌日に予定している打合せで見せてくれる我が家の新プランに通じる空間があると光嶋裕介が現地で説明してくれました。


ギャラリースペースでのイベントの合間に案内して頂いたので、物が乱雑だったのは設計上の収納スペースが足りないのか、使っている人の仕業かどちらかは謎です。


いま考えてみると、《彩輝館》は《森の生活》の兄さんにあたる建物でしょうか。翼の様な屋根、高基礎、ロフトなど共通するコンセプトやデザインも持っていることに気がつきます。


「関西と岐阜を繋ぐプラットホーム」と難しく紹介されていますが、私の印象では、中島工務店の事務所兼カフェギャラリースペースでした。お隣には加子母小屋という1000万代で建たる家のモデルハウスが体験出来ます。彩都やまもり、彩輝館の説明はこちらを読めば一発でわかるでしょう。


また今回も、ネットや本で知っているつもりの感覚にメスを入れる、リアルな建築体験よって安心感と期待が高まりました。


その日は妙見山麓の義母の家にお邪魔し、翌日は念願の神戸、凱風館を訪れることになっています。