テレビの支配
明けましておめでとうございます。本年もよろしくおねがいします。
我家では震災以来TV放送の信頼が薄れたので、民間放送は娘の誕生を機に解約しました。テレビはモニター画面としてプレーヤーやMacの外部画面として使っているのみです。家で娘のメディアはDVDやAmazonビデオなどに限られ、時間を決めてみて貰いたうように努めています(がそれもなかなか難しい)
外出中、テレビが付いている店で食事をする時は座る席に気を遣います。年末帰省中のサービスエリアでの逸話です。家族三人でお昼のソーツカツ丼を食べていました。娘の左側にはテレビが吊るされて、何かバラエティ番組が放送されていました。目線がテレビに行って食事が止まってしまうので、私が厳しく言いました。「食べている時にTVは観ない!」「ご飯と食事とどっちが大事なの?!」と能無しな叱り方に対抗して、「パパが怒るなら私も怒っちゃうよ」と娘も対抗して何度も同じやり取りをしました。
娘によりも私の声が響いたのは隣のテーブルでは家族四人。皆が揃ってTVを観ながら会話なく食べていたそうですが、私の声と共に目線を下ろしたそうです(*´꒳`*) (隣のおじさん怖い!ってか ´∀`)
正月休みは実家に帰っています。以前からも同様ですが、テレビが家の中心に位置していて、スイッチが入っていると人間の目線を釘付けにしてます。
人が会話をする時も、テレビが付いていると、目線はテレビで話しを進める滑稽な光景。久しぶりに会う人との呑み会でカラオケに行ってろくに話が出来ず下手な歌を聞かなきゃならない事に似ています。ちゃんと話したいのに。実家に帰るたび、TVに目も耳も支配されている家族と時間を過ごす事になります。
ひとつはTVの場所に関係するのでしょう。家の中心にあることによる支配力。どこか別の部屋の片隅で小さく置いておけばどうなるでしょうか?
建築中の家では、電気工事の打合せも終わり、リビングスペースの特等壁にテレビを掛ける予定ですが、これを機にいっそのことTVはやめてしまおうかな?とも考えるのでした。娘のDVD熱は別部屋のパソコンやマックで満たされたらいいかなー(´∀`)