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喉の調子の整え方

2018.01.01 22:57

こんにちは、松本佳奈です。

改めまして、皆さんあけましておめでとうございます。どんなお正月をお過ごしですか?いつもと違う時間を過ごしている方も、いつもと変わらない平日を迎えている方も。


私はどちらかというと、いつもと変わらない火曜日を過ごしている今です。大晦日も、昨年は神社で年を越しましたが、今回は家でゆっくり寝ていました。


12月、早々にライブ納めをしてしばらく喉を休めているのは、11月からずっと炎症が治らないことが心配だからでもあります。風邪じゃない、乾燥でもない、謎の炎症。

歌うことはできるし声は枯れたりしないのに、歌った翌日は痛い。自然療法も効かず漢方も効かず。病院に行っても「美味しいもの食べて寝ててください」と言われ(笑)もしかして何か大病を患っているのかなとヒヤヒヤするほど。


歌を仕事にしている方は、喉のケアにかなり神経を使っていると思います。声が出ないことは命取り。連続してライブが入っている時期はずっと緊張感があります。

遠征でホテルに泊まるときは、乾燥を防ぐために床に水を撒いて寝る、という方もいらっしゃいました。


けれど、ありとあらゆるケアをして気を付けていても、人間なので不調が出るときはあります。そんなときは「たくさん寝ること。声を出さないこと」に尽きると思います。


というわけで、私はよく寝ています(笑)どんな状況でも、睡眠を削ることはまずありません。昼寝もします。それが叶う環境に身を置けていることは、とても幸せなことだと知っています。できない時期も長くあったし、今後またできなくなる時もあると思うので。


当たり前ですが、身体のつくりは人によって違います。毎日歌を歌っても、タバコをどれだけ吸っていても、寝不足でも、全く喉に影響しない人もいます。

鍛えてどうにかなる部分もあるし、鍛えてもどうにもならない部分もあります。人それぞれ、自分の身体に合った活動の仕方があるんだと思います。


自分にとっての「最適」を見つけること。たくさん挑戦して、反省して。トライアンドエラーを繰り返す中で、「今の私はこれくらいのペースが合っているんだな」とわかってくる。理想と現実のギャップが埋まってくる。


2014年頃のわたし。


節目節目で、突然自分の「最適」が変わります。病気をしてガラリと変わったこともあったし、年齢や経験に応じて声も変わる、声の出し方も変わる。表現方法も変わる。その度に、「おや、変わったな」と変化に気付いて、対応していく日々です。


それが進化なのか、退化なのか、いつも不安になります。昨日できていたことが今日できない、ということは、怖いです。

他の人のステージを見て、その安定感に驚愕することがあります。安定したい、安心して歌いたい、というのがいちばんかも。


2014年に病気をしてから、毎回「今日は声が出るだろうか」と恐る恐るになってしまっている部分も少なからずあります。

声が出た!と思っても、なぜ声が出たのかわからない。食事がよかったのか、睡眠がよかったのか、ストレッチがよかったのか、ストレスがなかったからか、精神状態がよかったのか。そんな不安定な状態が3年続き、でも年々、波が穏やかになってきた気がします。


2018年。

ほんとうは、秋に、地元の木更津市にあるホールでワンマンライブをしようと思っていました。高校生の時、毎年吹奏楽部の演奏会で立っていた思い出深いホール。

森の中にあって、ガラス張りで、静かで、水が流れていて、駐車場も広くて、東京からもバス一本で来れる、とっても素敵なホールなんです。


だけど昨年活動してみて、まだ自分の身の丈には合わないと感じました。

あと1年。睡眠と食事を整えて、筋肉をつけて、自分が納得できるところまで歌を安定させたい。今、そんな気持ちがとても強いです。


昨年11月に永福町のホールsonoriumで初めてサポートメンバーを入れずにホールワンマンをやってみて、「わたしはこの環境が好きだ」と心から実感し、今年も11/24(土)にsonoriumを予約しました。

喉は不調が続いていて不安だったけど、「不調すらも表現として生かす」と腹を括って挑みました。


それは私にとって大きな変化でした。

さらに、支えてくれるファンの皆さん、裏方の皆の体温を感じられたことは、とてもとても大きかった。

ありがとうございます。




すべては自分の「最適」を知る旅です。


人を羨ましいと感じるとき、必ず自分に対して不満がある。今年、そこを払拭して、2019年には地元のホールでワンマンライブを開催したいなと思っています。


願わくば。

東京 永福町sonoriumでのワンマンと

地元の千葉 木更津でのホールワンマンを

毎年やっていきたい。

そして、だんだんと、遠征先のホールでもワンマンができるように。


毎年恒例となったお正月の写真撮影。

カメラマンはお馴染み、和田剛さん。

着付けは山口晴子ちゃんにお願いしました。

撮影場所は木更津で毎年歌わせていただいているお寺、愛染院さん。




2018年はすべての人にとって

「扉が開く年」だそうです。

大きな節目。


私にとっての「最適」と、隣の人の「最適」は違う。だから比べたり羨ましがったりしなくても良いのだけど、もし心がモヤモヤするのであれば、自分が目指したい場所があるということなんだと思います。


見栄を張らずに

その時々の自分の「最適」を見極めながら「今」を掴んでいけたら、少しずつでも着実に前に進んでいけると思うし、そこには違和感がないんじゃないかなと思うのです。


長くなりました。

今の気持ち。

今年もそんな感じでやってまいります。

まあ気楽にね(笑)


どうぞ宜しくお願い致します。


ここまで読んで下さりありがとうございます。今日も穏やかな1日でありますように!

愛を込めて。


松本佳奈