Juice=Juice CONCERT TOUR 〜terzo〜 FINAL 稲場愛香卒業スペシャル
2022年5月30日(月) Juice=Juice CONCERT TOUR 〜terzo〜 FINAL 稲場愛香卒業スペシャル 日本武道館公演に行ってきました。
推しの卒コン特有の「待ちどうしいような、そうでないような」感情で前々日からソワソワしながらこの日を迎えました。
当日は晴天ですが雲は低め。夏日でしたが風が強めで涼しくもあり、着るものに悩むような天候でしたね。
席は2階北ブロックD列（前から4列目）でした。チケットが届いた時「2階北ブロック」はメンバーの背中とつむじしか見えない外れ席を想定してましたが、2階でもD列くらい前方ならそんなに高すぎず観にくいことはないですね。センターステージ設営だったのでステージ裏感もそんなに無いですね。
オープニングアクトはOCHA NORMAでした。デビュー目前ですが仕上がり具合が半端ないですね。
コンサートの感想です。
開演すぐに「高め位置のポニーテールでダンスのキレの良いメンバーの後ろ姿」が気になったんです。てっきり、るるちゃんかうえむーだと思ってましたが由愛ちゃんでした。先輩と見間違えるくらい成長しているんだなとビックリしました。いつも気合たっぷりの由愛ちゃんですが(笑)、今日は「気合が空回りせず」ビシッとハマってました。由愛ちゃんは全体通じて歌も良かったんです。先輩の卒コンにふさわしい過去１番のベストパフォーマンスだと思います。
うえむーは「一緒に歌うメンバーや歌割りの変更にあわせて歌い方を使い分けている」ことに改めて気付かされました。他のメンバーの歌とのバランスを考えているんですね。いままでそれが自然で違和感がなかったので気付けませんでした。グループパフォーマンス全体を見つつそれができる技術と余裕はさすがですね。
まかなん・るる・れいれい・里愛の4人はJuiceのパフォーマンスの中核としての役割をしっかり果たしていて頼もしいかぎりです。この4人には「強い」という形容詞がぴったりです。他のグループならエース級のメンバーが渋滞しているという、なんとも贅沢なメンバー構成ですよねJuiceって。
いちか・りさち・えばちゃんの3flowerも公演ごとにパフォーマンスが良くなってますね。まだライブで未披露だった新曲3曲「POPPIN’LOVE」「ノクチルカ」「G.O.A.T.」を実際に聴くと、もう完全にJuice=Juiceの一部なんだと感じます。この3人の声は先輩メンバーとは質が違うのでアクセントにもなるんですが、ユニゾンで合わさってもキレイなんです。
全員でのユニゾンもブレがなくキレイなんですが力強かったですね。
大きな会場での公演でよくやる「ダンストラック」も良かったですね。ダンスも個性が出るんですね。うえむーはしなやかでちょっとディレイのかかる感じが大人っぽく、るる・由愛ちゃんはアクセント強め、れいれい・里愛はスムースな感じ。まなかんは目線や指先や振り乱した髪の毛先まで完全にコントロールしてダンスしている感じがします。3flowerもダンスの平均値がぐっと底上げしてますね。
terzoツアーは楽曲もいいしアイドルの枠に収まらない歌唱力の高さで、前に観た中野公演でもとても良かったですが、ツアーFinal＆まなかん卒コンの武道館公演は「さらに上回る全員ベストパフォーマンス」で強さ・厚みが本当にスゴかったです。
正直、Juice=Juiceの卒コンMCでこんなに泣くとは思いませんでした。特に「ハロプロ研究生北海道からの先輩・後輩の間柄の工藤由愛」と「まなかんと同じく他グループでの活動を経て加入した井上玲音」のふたりのMCでは涙腺が崩壊しました。思い出すだけで今でもウルっときますワ。でも、いちかとうえむーのMCでJuiceらしさも健在という(笑)。
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私がハロヲタになったのは2ndアルバム「Juice=Juice#2 -¡Una más!-」発売のころでまなかんのJuice加入直後でした。なので、Juice=Juiceとしての約4年のまなかんしか知りません。しかもコロナ禍で2年くらいはリリイベや単独コンサートツアーが満足にできなかったので、実質的にはもっと短い感じです。コロナがなければ、「単独コンサートでのまなかんの勇姿がもっと観られたはず」と思うと本当に残念です。