タイル直貼り外断熱工法 ② 検体作成
2022.05.31 00:28
本試験の目的は、外断熱工法タイル張りは安全性を担保できるのか?がテーマです。
昨今の現場では、気象条件・熟練工不足・工期問題等により施工品質低下があると私は思います。
施工品質の確保に断熱材が貢献できるのか?
さて、今回は検体作成です。
3倍希釈程度の吸水調整剤を断熱材表面へ塗布します。
事前準備としてタイル上端+5mmの位置に布テープにて養生を行った。
断熱材表面全体へ塗布
今回はプレミックスモルタルを使用。
25kgに対して水:5l。
断熱材へ塗布
コテ圧を掛け塗り付ける
塗り付けイメージとしては、断熱材表面の気泡体へ貼り付けモルタルが充填できるようにする。
塗り厚は5mmで表面にクシ目を立てる
タイル貼り付けに関しては、タイル裏足に充填できるように行いました。
モルタルの硬化前にタイル2枚ずつの検体へ切り分けました。
養生方法は雨の掛からない場所での屋外養生です。
次回は観察して破壊します。