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岡山大学 清田哲男研究室

大人の造形遊びvol.3遊びをつつむ

2022.05.29 11:00

晴天で迎えた日曜日、全国4箇所で「大人の造形遊び」が開催されました。

先生方に学生も加わり、ミーティングをしました。初めましての方どうしもいて、新鮮な時間でした。今日の流れをしっかり共有します。

「流れ星みたいにしたい」「あみこみとか可愛くない?」「風船つくったけんみて!」など、みんな思い思いに"包む"から遊んでいました。

包んだあとは地面に敷いて、興味は絵の具にシフト。「敷く」という感覚だったのか、地面を「包む」という感覚だったのか、気になります。

絵の具の登場により熱狂する子供たち。服につく色も、ご愛嬌。

風が吹けば包んだ素材たちがワサワサとなびき、まるで「こっちだよ」と呼び寄せるようでした。硬い遊具は太陽でアツアツになりますが、包んだ後の遊具たちは涼しげでした。

遊具を包んでいると、今度は自分も一緒に包まれたくなります。変身するのは外から見た自分?それとも自分から感じられる外の空気?とりあえずビニール被ってる人、熱中症にならないようにね〜

風と光と一緒に記念撮影。

ちなみにこの布、学生服の生地なんです。いつもなら完全に汚れと認識してしまいますが、今日はどれだけ色をつけても綺麗に感じます。

ドサッ!と音がして振り返ると、包んでいた養生シートが落ちたようです。素材の重さ、包み方、貼り方や切り方も、経験しないと分からないことばかりでした。

時計台モチーフの遊具は、なんだか今にも動き出しそうなロボットみたい。

太陽、風、人々、色…ものやひとも含めて自然として一体となっている感じや、その自然の美しさを感じました。

今回、子どもたちからたくさんの遊び方を教わりました。大人の造形遊び、大人が子どもに戻れる日だと思っています。次回はどんなことが巻き起こるのでしょうか。

スイミー   

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