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書くこと。生きること。

無題20220531

2022.05.31 06:30

ウクライナ軍の傭兵として戦っていたシリア人の若者が、ロシア軍の空爆で亡くなった。若者は5年前、母親と当時4歳だった弟を亡くした。二人はシリアの内戦に軍事介入したロシア軍の空爆で命を落としたのだった。若者は母と弟の仇を討つため、ウクライナ軍に加わった。復讐のためなら死んでもかまわないと、彼は話していた。そして彼は、ウクライナのハルキウという街で敵の攻撃に遭い、死んでしまった。

ニュースの映像に釘付けになる。なんという痛みだろう。なんというかなしみだろう。彼をひとりにしてしまった、と思った。私もいなくなりたい、と思った。

ベッドの上で、昨晩かけたまま寝てしまったメガネと、読みかけの文庫本を探す。静かな場所へ行きたい。ここからうんと遠い、鳥の声のするところへ。