B3メンバー紹介 5回目
はじめまして、B3メンバーの自己紹介の最後を担当する鬼澤宥人と申します。よろし
くお願いします。
今回はB3メンバーの最後の自己紹介ということで、書く事柄が減ってきてはいますが、
私自身のこれまでの物理(理科)とのかかわりと、なぜ小林研に入ったかについて大きく 2
つの点で話していこうと思います。
まずこれまでの物理(理科)とのかかわりについてですが、私自身は高校 2年生の時に初
めて物理について本格的に学び始めました。(数学で微分・積分、ベクトルを扱った後)
当初は計算する際に毎回文字を使用することに慣れておらず苦労しましたが、今では物理
量を表すのに役に立っていることが良く分かり、ありがたみを持っています。また受験で使用
する物理は文字を多用することで一見すると難しく見えてしまう問題が多いですが、話し
ている結論については大学で学ぶ内容を高校生にもわかりやすいモデルにしているものが
多いことに気付きました。
大学1,2年生はほとんど1人で大学にて最初に学ぶ初等物理を学習し、ほとんどがオン
ライン形式であったことも合わさって、誰かと議論することもなく学んでいました。今振
り返ってみると、学ぶ内容が浅くなってしまっていたのかなという風に思います。そこか
ら小林研究室に入ったという流れになります。
続いて、なぜ小林研究室に入ったかについてです。まず物理学についてそもそも実験を
して検証を行う実験系の研究室があまり肌に合わなかったのと、相対性理論について大学
2年生の時に(特殊相対論だけではありますが)少し触れていたので興味をもったからで
す。これまで学習してきた物理学が(近似的に同じになりますが)実は厳密には違う世界
が広がっているということに衝撃を受けました。毎週行っているB3ゼミで相対性理論に
ついての教科書を読み進めていますが、どんどん学ぶべきことが登場して日々研究室の他
のB3メンバーを議論しながら考えています。
最後に自分が興味をもっている研究についてです。現段階では研究室関連の研究につい
てはいまだ知らないことが多く、学んでいる途中ではありますが、ブラックホールのモデ
ル型について興味があります。現在の相対性理論を学んでいる途中でもブラックホールを
関りが深い「重力」に関する話や曲がった時空について扱う話が登場していて、これまで
の先人がどのようなブラックホールモデルを考えて、計算してきたのかについて知りたく
なりました。
まだまだ学ぶことが多いと感じる日々ではありますが、ここまで読んでいただきありが
うございました。これで自己紹介を終わりにいたします。