今年の抱負らしきもの
去年の最大の出会いは、岡本太郎だった。
幼稚舎に通うとき、何度も渋谷で見させられた、「明日の神話」。
まさか、あの9年後の20歳になってこの絵に心を動かされるとは思わなかった。
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どんなに頑張ってもどんなに頑張っても、彼の作品を見ていると、
「まだまだ甘いよ。いまを本気で生きるんだ。魂を爆発させろ。人と本気で向き合え。」
と言われる気がしてしまう。
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「〜にやれと言われたから」とか、「〜やらないといけないんだよね。」と言うことは、まじでどうでも良くて、「本気でこれをやりたいんだ。」と直感で思うことを真剣にやる。そしてやると決めたら、誰に何を言われようとも、自信を持ってやり切ること。これを常にやり続けることが、人間が100%「生きている」証拠だと思う。自分の人生は、人のためには無い。自分の人生は、自分のためにないといけない。こう思えるようになってきたのも彼のおかげ。
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そう思っていると、日本のあるある文化だって、どうでも良くなる。おもてなし文化を持つ日本なんて嬉しいとも思わない。そんな上っ面な幸せほやほやの世界を目指す大人がいると嫌気がさす。もっともっと、人間が、より貪欲に「生きているな!」と感じられるような社会の基盤を作ることの方が大事だと思う。そのためにも少しずつ、無駄に伝統を継承し、皆のやりたいことを阻害している規制やしきたり、文化をぶち壊したい。数年後にはアメリカ、韓国、ヨーロッパが参考にし、15年後くらいに中国が参考にしたくなる国になるし、50年後にはインドやインドネシアも参考にするかもしれない。その文化を世界で一番早く作り上げた方が、よっぽど「先進国」なのではないか。
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ご覧の通り、少し自分の考えが偏り始めている。これは、SF映画によって考え方だけが「無駄に宇宙視点」になってしまったこと、サピエンス全史によって見る社会のスパンが「無駄に1000年単位」になってしまったこと、現代アートを浅くさわったことで「無駄に基準を壊」したがるようになったことなどがある。(20歳ですがまだまだ若僧野郎です。お許しください)
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だからこそ、今年は、この無駄に広がった視野の中にも現実的な泥臭さを身に付けたい。
そのために
1,すごいゼミに入ってシゴかれる。
(私は感情だけの人間だが、そこに論理と言う花を咲かせたい)
2,塾生代表
3,用賀の地元の祭りの学生代表になって、死んでみる。
この3つを極めるのが、今年の目標だ。
どうやって極めるのか、それは「本気で向き合うこと」だと今は思っている。特に地元の祭り。
人を動かすと言うけれど、その言葉に中高の部活で騙されてきた。多分リーダーがやるべきことは、本気で人と向き合うことだった。本気で向き合い、皆がやりたいこと、実現してみたいことを一緒に探し、メンバー皆に本気で向き合える環境を全力で作り上げること。皆が、本気で「いまを生きている」瞬間こそが、そのコミュニティの価値になる。それこそが、お祭りとしての「現代の芸術」になるのだろう。これをどこまでやりきれるかが、私の存在価値として評価されるのだろう。
そして、読書と映画鑑賞、たまに美術館、そして旅を怠らないこと。
そして、新たな世界へと足を踏み出すこと。
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頑張るで。上っ面人間はもう早くやめにしたい。そう思う今日この頃。
現代の岡本太郎になる!
(選挙を通して、人に大きなテーマを問いかける。そして選挙後に恩返しをする。)
現代の千利休になる!
(海外文化、定型化されていない文化をまとめ上げ、日本の伝統にすること。)