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じゅて~む

じゅて~む エッセイ編 第93夜 ヴァレンタインデースペシャル

2022.02.14 05:28












【あらすじ】



N県新潟市やN県長野市でコント活動をする集団の、コント台本を担当している江尻晴子が、架空の男性・達太としてエッセイ連載にチャレンジ。



そして、達太の外見は、40歳にして徳川家康公にそっくりであった・・・。



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お久しぶりだねこんばんは。



ヴァレンタインデーの夜に、俺、達太が現れないわけが、ないだろう。



お待たせしたね。





ファン含め全員、俺の事を忘れてしまっているだろうから、



まずは自己紹介から。





俺は達太。40歳、会社員。



ヴァレンタインデーだから告白するが、俺にとっては、チョコはガムのようなもの。



ガムほどに腹に来ない。それがチョコレイト。



ヴァレンタインデーに告白・・・と聞くと「チョコはガムと同じ」と告白する様を連想するのは、俺だけじゃないだろう?





自己紹介を続けようか?



会社で何をしているかって?



出前をとっている。



出前の取りまとめ係?



バカ言っちゃいけない。自分の昼飯をとっているだけだ。



徒歩2分のところにある定食屋「紫竹苑」から、焼き肉丼や、味噌ラーメンなど、とっている。





「紫竹苑」



などという妖艶なネーミングだが、なに、簡単なからくり。新潟市には「紫竹」という地名がある。



紫竹にある盛りの良い定食屋、とにかく盛りがイイ、だから紫竹苑、とんちが効いているね。





だがまあ、それはもう宜しい。



自己紹介を進めようか。



俺はそうだね、40歳にしては頼りがいのある外見だ。





似ている偉人は、バッハ。音楽家だよ知っているかい。ムッチリとして堂々たるバッハだよ、俺は。



それに徳川家康公。だるだるで裕福。



40歳にしてその境地へ。光栄だ。





似ている有名人だと、高木ブー。



ほんじゃまかの石ちゃん。



藤岡弘が40㎏の増量に成功した感じでもあるね。





七福神でいうと、布袋尊。陽気だろ?





一般人で例えると、ジャムおじさん。



黒髪のジャムおじさん。





定食屋・紫竹苑に話を戻そうか。



きっと親父さんと奥さんは、俺のせいで揉めている。





「なんで徒歩2分なのに出前なんだ!」





「知らないわよ!」





「毎日毎日、焼き肉丼と味噌ラーメンと交互に、おかしいだろ!」





「知らないわよ!」





「特に味噌ラーメンだ!店で食った方が麺ものなんだから、いいだろう!徒歩2分だ!」





「知らないわよ!」





「40歳の青年?カカアのくせして浮かれてんじゃねえ!」





「40歳??あんた、何か勘違いしてるわね!あれが40なわけ、ないでしょう!味噌ラーメン半チャーハン行ってくるわよ、このヤキモチ妬きが!」





じゅてむ。俺は40さ、奥さん。



俺は夫婦の絆に亀裂を入れてしまっている。罪だ。



だが、俺は、動かずして食べる喜びを知っている。だから出前する、サブスクを始めたのは俺だぜ?なんなら定額ではなく都度払いで。



そして。俺は何度か満腹に酔いしれ、空の丼を引き上げに来た奥さんに、勢いで「大好きだよ」と声かけしている。むろん、焼き肉丼大好きの意味だ、他意は無い。





それはつまり、十分に間男というわけだ。





そんな色男の俺。





ファンを差し置いて、本来ならば日曜に必ず更新しているエッセイを、ここ半年、不定期に更新している。



出前は欠かしてないのに。



すまない。





言い訳としては。



役者の仕事が舞い込んだんだ。



しかも女の役。



それが舞い込み続けている。



布袋尊にそっくりなのに。弁財天に申し訳ない。




先日、それが千秋楽を迎えた。



やっとエッセイストに戻れたという訳だ。





だがその女役、なかなか面白かった。俺を完全に忘れてしまったファンの皆さんに、レポートさせてもらう。





その女、恋愛に行き詰っているのか「許せない男」について、親友に語る。





まあ。そんな女々しい芝居なのだが。



俺?



俺の、許せない男ぉ?



そうだね、俺は、女に平手打ちする男は、許せないね。



女を足蹴にする男は、もっと、許せないね。



女を跳び箱にする男?は体育の授業中なら許そうか。



体育祭も、ぎり許せるね。



サーカスも許そう。サーカスには金払ってでも許そう。





あと、牛丼を食っている俺に「一口ちょうだい」と言ってくる男、は許せないね。牛丼の味はわかっているはずだ、例え俺が特盛本日2杯目でも、許せないね。





それと、雪男、はやっぱり許せないね。



でも。なんで許せないかは、雪男に関してはハッキリ言えないね、



さすがUMA、指摘しづらいこと、この上ない。





とりとめもないヴァレンタインデーエッセイをすまないね。





すべての達太ファンに捧ぐよ、チョコレートよりも茶色のエッセイを、じゅて~む。





アムラーに寄せるなら「ジュテムラー」に、チョコより茶色のじゅて~むを。





村上春樹のファンクラブ・ハルキストに寄せるなら「タツハルキスト」に、チョコより茶色のじゅて~むを。





月間ムーの購読者に寄せるなら「じゅてムーミン」に、チョコより茶色のじゅて~むを。





差し上げましょう。





次回、俺のヴァレンタインデーの思い出特集。



母に「チョコなんかいらねえよババア!チョコ用意する暇あんなら晩飯トンカツにしろ!」と言ってしまった後悔。の念。



ハルカ先生からの「先生、いつか達太くんを小説にするわ」との愛の告白。





なるべく頻繁に巻き返すようにエッセイする。



本当に、頼もしい限りだ。じゅて~む読者に幸あれ。



じゅて~む