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じゅて~む

じゅて~む エッセイ編 第十六夜

2020.08.21 13:27












【あらすじ】



N県新潟市やN県長野市でコント活動をする集団の、コント台本を担当している江尻晴子が、架空の男性・達太としてエッセイ連載にチャレンジ。



タイトルの「じゅて~む」は愛しているという意味だが、架空の男性・達太が主人公の小説「じゅて~む」からの引用でもある。



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まずは自己紹介から。





俺は達太。39歳の会社員。



似ているヒーローは紅の豚。ジブリの作品のヒーローだ。





前回の第十五回のエッセイは、「第十五夜」のプレッシャーで、断筆状態だった。



今回、第十六夜なので、調子がいいと思う。



今にも10倍盛りカレーにチャレンジできそうだ。



もちろん辛さは普通で頼む。辛さに挑戦する気はない。





さて。似ているヒーローがもう一人いたな。アンパンマン。



紅の豚は、見たことがない。



だが、せっかく俺に似ているヒーローを生んでくれたんだ。ジブリに感謝したい。



「ジブリ」の素晴らしいところは、真ん中に「ブ」とあるにも関わらず、ファンタジー作品が得意なところだ。



「ジ」で「ブ」ときたもんだ。



これ以上言わせないでくれ。ジョンレノンもイマジンイマジン言っていることだ。イマジンで頼む。





十字架を背負った名前をわざわざ付け、打ち勝つ。



ストイックだ。



俺でやると、「竜田揚げ」と名乗り、背の高いスラリとした男となることか。



フェンシング習ったりすることか。いやピアノか。



つくづく、竜田揚げなんて名前じゃなくて良かったと思う。



胸を撫で下ろす。





なぜ俺がジブリを見たことがないかというと。



アニメ漫画は、10分×3本か、15分×2本のリズムに慣れている。



コマーシャルの間に、ササっとたこ焼きを食べるのが面白いのだ。





しかし。ジブリ。2時間あるという。



その間、飲まず食わずは、健康に良くないと思う。



なぜ、2時間もあるのだろう。不思議だ。



まるで映画ではないか。



どうしたんだろう。



だが挑戦は嫌いではない。そうやって新しいスタイルを模索するのもよいだろう。





で、だ。



新しいアニメのスタイルに、俺も協力しないでもない。



コマーシャルが無いのであれば、たこ焼きを作り続け、ぽいぽい口に放り込み続ければいいんじゃないか?



2時間もたこ焼きを焼き続けるのは、それは大変だろう。



だが、たこ焼き屋にできて、俺にできないことはないと思う。



餅は餅屋に。俺はたこ焼き屋に。



は?



まあいい。



たこ焼きに飽きることはないだろう。





ジブリが流行るかもしれないな。



たこ焼き器が流行ったときに一緒に流行らせてあげたかったが、遅かったか・・・。





2時間あったら、俺なら何をするだろう。



女にでも会いに行くか。いや、面倒だ。焼き肉食べ放題。しかも女と。





じゅて~む