白内障の手術をしたら眼瞼下垂になりました
こんばんは
小泉正樹です
眼科の先生方から こういった質問が結構あります。
「両目の白内障の手術をしたが 片方だけ眼瞼下垂になった」
「白内障の手術後に目が開けにくくなった」
と患者さんから苦情を言われるそうです。
白内障を治療したのに こうしたことを言われると
日本から眼科医がいなくなってしまいそうです。
福島で起きた大野病院事件 で全国の産婦人科医がかなり減ったといわれていますが
白内障でも眼科医が減りそうです。
なぜ白内障の手術で眼瞼下垂になるのか?
白内障の手術を受けるのはたいてい60歳以降の方です。
程度の差こそあれ、眼瞼下垂になってます。
そのうえ白内障の手術で、目を開けたまま固定する開瞼器を装着します
この装着するときにマブタをひっぱたり、開瞼器で無理やりまぶたの上下を
押し開いた状態にすることで、さらに眼瞼下垂が悪化します
眼瞼挙筋腱膜が もともとまぶたにゆる~くくっついていたのが、開瞼器装着で
とどめを刺すことになります。
たとえるなら 東尋坊の先端で何とかこらえていたのが
開瞼器で最後の一押しが加えられ 海に転落 つまり下垂の悪化、顕在化になります。
「よく片方はならなかったのに、どうして片方だけなるのか??!!!」
こういう方もおおいのですが、左右全く同じではありません。
顔の輪郭も手足もまったく左右対称の方はいません。
なので、片側だけに切ることがあります
というより 両側に同じように生じることが稀です。
どうか白内障を受けられる患者さんは、こういうことを理解して下さい
ただ、白内障の手術をしている眼科の先生方に
手術前の同意書に
「白内障の手術により、まぶたが開けにくくなったり、めが小さくなることがあります
その場合には4ヶ月経過を診て下さい
それでも改善しなければ、眼瞼下垂の手術を考えて下さい」
という一文を手術同意書に入れておくべきです
これはどれだけ注意しても一定の割合で生じます
いや 結構多いと思います。
全国の眼科の先生方
明日からでも、説明文に入れることを考えて下さい。
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こいずみ形成クリニック 小泉正樹