最近 瞼が重いのは埋没のせいですか?
2016.09.26 08:44
院長の小泉正樹です
眼瞼痙攣の方の手術をしました。
この方は
10年近く前に 埋没法と脂肪取りの手術を受けていました。
かなり時間が経過しているので
この処置が原因で
眼瞼痙攣を発症したのかどうかは定かではありません。
強直性眼瞼痙攣の原因に一つに
埋没法の糸が
ミューラー筋にかかっていたり、
瘢痕形成による、つまり傷跡の組織がミューラー筋にまで及んでいたりすることがあげられます。
この症例では
瞼板とミューラー筋の付着部あたりに
埋没の糸とその周囲の瘢痕形成が重度でした。
その部分の瘢痕を解除して
腱膜とミューラー筋をはがして、腱膜固定のみ行いました。
ADMは行いませんでした。
この症例では 脂肪除去も行っているために
埋没法のみより瘢痕形成が 著しかった可能性がありました。
手術後は 瞼の動きがスムーズになり
開瞼はMRDマイナスから +2まで改善してました。
この症例では
埋没+脂肪除去による
瞼板上縁あたりの瘢痕による
ミューラー筋の拘縮が ベースにあったと考えられます。
埋没を受けて10年経過しているので
埋没のせいではないという考えもありますが
ミューラー筋に瘢痕形成がしっかり認められるこの症例では
10年経過していても
埋没が痙攣の一因とであると、
自分は そう考えています
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