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くるりん森

散財小僧🍃

2022.06.01 10:08


「本日も、東京バスをご利用いただきましてありがとうございます。それでは、時間となりましたので、出発いたします。」


というセリフをきいて、なんの直感が働いたのか


「え!えっ!え~!家のかぎがな~い!」!!

「すみません!あのあの!鍵をわっすれて!」


と運転手さんに言うと、


「はい?」


とおこたえ。


「あのあの、新宿に鍵をおいてきちゃって」


とかなりのあわてようでせつめいしますと、急いでおろしてくださり、


「え~!どうしよう。」


と、なんだかわかんないけど、すぐ目の前に止まってたタクシーに、偉そうに


「新宿まで」


とかいっちゃって、かっこよさげに新宿まで。


なんせ、帰り時間が急ぎたかったのとたまたまお金があって、とっさにのってしまいました。


タクシーの運転手さんに事情説明をかってにペラペラはじまると、


「このみちは、この時間こみますから高速に乗り言った方がいいですよ」


と親切におしえてくださり、かっこよさげにまた


「高速でおねがいします」


なんちゃって、すまして・・・。


はやかったし、途中のおじさんのおはなしが、


「リーマンショックで日本橋にあった会社をたたんじゃってタクシーの運転手になったんですよ。たたむとき会社の従業員の人たちに申し訳なかった。何が起きるかわからないですよ。順調な会社だったんですが・・」

70歳になるかたでした。


ダンディなかたで、丁寧な方でした。


新宿で漢方の先生に鍵をもらったら


「ほら。往復の分はないけど、片道分」


って、タクシー代をいただき


「気を付けてかえるんだよ」


ってみおくってくださり、また、待っていてもらったタクシーにかっこよくのりこみ帰ってきました。


おじさんは、かえりは、


「高い高速使わなくてもすいてますよ」


と、したみちをはしっていってスイスイとばしてくださり、かっこよく東京駅よこづけ。


「ありがとうございました。おわすれもののないように」


とさわやかにいってくださり、東京バス2回往復分のお代金。


この時間のなかでも、人に助けられて。

ありがたいです。


しかし、わたしはかなりの散財小僧ですな。