「2022HISAI芸術家の住む町プロジェクト 小鷹拓郎過去作上映会」を開催しました
HISAI芸術家の住む町プロジェクトとは、県外からアーティストを公募により招聘し、津市に特定の期間滞在して制作活動を実施するプログラムです。アーティストは滞在期間中、その町に住む人々や場所と密接に関わりながら、地域に根差したアート作品の創造に取り組みます。
今回は地域の方々への本プロジェクトと滞在アーティストのご紹介を兼ねて、小鷹氏の過去作品の上映会を開催しました。
上映する作品は「インドネシア人技能実習生、河童の狩猟技術を学ぶ」と「村にUFOを誘致する」。コメディチックなタイトルから作品のユニークさが伝わってきます。
小鷹氏はこれまで民間伝承や伝説をモチーフに現実の社会問題を考察していく『モキュメンタリー映画』の制作に取り組んでおり、今回の上映作はその代表作になります。
『モキュメンタリー』とは、テレビ番組や映画のジャンルのひとつで、ドキュメンタリーの手法を用いて、事実であるかのように表現されたフィクション作品です。
来場者はコメディチックな映画に笑みを漏らしながらこれまで触れたことのない映画作品を楽しみました。
また、上映後には小鷹氏のアフタートークを開催。映画のコンセプトについて熱く語り、滞在制作に際して、来場者とも地域の情報交換を行いました。
HISAI住む町プロジェクトの今後の予定は下記のとおりです。
皆様のご来場をお待ちしております。
○7月3日(日)「トークイベント」≪入場無料≫
[会場]津市久居アルスプラザ アートスペース
[時間]11:00開始、12:00終了予定
○7月9日(土)~7月17日(日)「成果発表展」≪入場無料≫
[会場]津市久居アルスプラザ ギャラリー
[時間]10:00~17:00(最終入場16:30)
※火曜日は休館日
○7月15日(金)「作品上映会」≪入場無料≫
[会場]津市久居アルスプラザ ときの風ホール
[時間]19:00開始、20:00終了予定
※未就学児の入場はご遠慮ください。