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透視度改善事例集 お風呂に入らないケース①

2022.06.01 12:23

透視度改善事例集

お風呂入らないケース①

冬場でお風呂のお湯の流入が無い場合

●例●

クボタ KZ型 7人槽

実使用人数 1人(ご年配者)

流入水量 0.11t/日

洗濯回数 1回/日

洗濯洗剤使用量 キャップ1杯(約60ml)/日

※濃縮タイプ洗剤では無いと仮定

すすぎ回数 1回

柔軟剤の使用 2〜3回/週

漂白剤の使用 ナシ

入浴頻度 1〜2回/週


処理水槽透視度 10.0度



考察

例の様な状態は、ご年配者がお住まいで冬場に起こりやすいケースでゴザル!

居住人数も少なく、寒くなる冬場はお風呂に入る時の寒さや、湯冷め、あまり汗もかかないので皮脂汚れも少ないなどの理由から、入浴を敬遠されるケースが散見される。


浄化槽の流入基質で、お風呂の排水は非常に重要なファクターである。

お風呂の排水は、比較的水量が多く、かつ肌に触れるもののため、洗剤等は殺菌力が弱く、水温も高い。


つまりお風呂の排水は洗濯洗剤などを希釈する役割と、浄化槽内の水温を上げる効果があるために、非常に重要となるでゴザル!


水温

特に冬場は、気温の低下に伴い、水温も低くなるために、お風呂の排水が有るか無いかでは、一人暮らしの世帯の場合でも3℃〜7℃程度の水温の上昇が見込めるでゴザル!

仮に一人暮らし世帯の単独浄化槽の水温と比較的すると、単独浄化槽が水温7.0℃だとすれば、小型合併浄化槽では10.0℃〜14.0℃ほどは水温が確保出来るため、微生物の活性で見た場合では大きな違いである。



洗剤の希釈(毒性物質の希釈)

近年における洗濯洗剤の殺菌力・制菌力は非常に強くなってきている。洗濯洗剤では「洗濯槽のカビまで予防」と謳う商品もあるほど、その強さを物語っている。

また洗濯洗剤のみならず柔軟剤についても殺菌力は非常に強力である。


今回のケースでは明らかに洗剤(≒毒性物質)が薄まらず、浄化槽内の微生物(菌)の活性が失われているのは明らかである。


通常、一人暮らし世帯でも入浴があれば、その排水量は100〜200Lほどは見込めるので、洗剤(毒性物質)の希釈となり、菌などの微生物の活性を保つことができる。


希釈の目安(水量と洗剤量)

水量約300Lに対し、洗剤量キャップ1杯(60ml)(柔軟剤漂白剤使用なし)が、菌の活性を見る場合の目安(境目)となる。

※濃縮タイプ洗剤は数値が異なる


これに関しては柔軟剤や漂白剤や、その他色々な要因も加味しなければならないので、注意が必要であるが、目安の参考にしていただいて問題ないと思うでゴザル!




対策(まとめ)

①可能な限りにお風呂に入っていただく。お風呂に入る際は湯船にお湯を少し多目に溜めてもらう。

→冬場はヒートショックなどの恐れも有るため、無理にはお勧めしない事


②洗濯のすすぎ回数を2回に増やしてもらう

→洗濯の心得として、洗濯物を洗剤で洗うのではなく、水で洗うイメージ。詳しくはGoogle先生に訪ねてたもう。


③洗剤の使用量を減らしていただく

→今回のケースでは、通常一人暮らしであれば、洗剤を1杯(60ml)使うほどの洗濯物の量は出ないはずである。洗濯時の水量も減らすことで、洗濯洗剤の量を10〜15mlにしてもらう。

※濃縮タイプ洗剤は数値が異なる


④柔軟剤の使用を控えていただく

→なぜ柔軟剤を使用しているのか、目的をヒアリングする。柔軟剤の役目は、肌触りの改善、静電気予防、香り付け、花粉の付着防止などがあげられるので、目的に沿った柔軟剤に変わる商品の提案も重要でゴザル!


このようなケースは非常に多い為に、日頃から流入水量の確認、使用人数の把握、洗剤の使用量や商品の把握が非常に重要となってくるでゴザル!



殿方たちの浄化槽処理水が綺麗になるように、お祈り申し上げるでゴザル!