火事場のバカ力を意図的に出すことは可能なのか。
「火事場の馬鹿力」や「背水の陣」といった言葉が使われるように、人間はピンチになると、リミッターが外れて、普段使うことのできない力を発揮できます。
人は非日常的な出来事に直面すると、無意識に大きな声を発することがあります。
そして、普段は出せないような力が出ます。
これは火事場の馬鹿力と呼ばれています。
火事場のバカ力を意図的に出せたら便利ですよね!
火事場の馬鹿力の発揮の仕方についてですが、方法はいたってシンプル。
「それは、大声で叫ぶこと」
どういうことかというと、大声で叫ぶことで、脳をいっきに興奮状態に、つまりアドレナリンを放出している状態に持っていきます。
つまり火事場の馬鹿力を発揮しているときと同じ状態に持っていけるのです。
お引っ越しの際には力のいる作業も多いので、
火事場の馬鹿力がでれば便利ではありますが、
なかなか具体的に活用するのは難しいです。
火事場の馬鹿力
皆さんは緊張しすぎてがちがちになった経験はないでしょうか。
実は、それは緊張によって筋肉を支配する脳内の神経が余計に興奮するためにおこるのです。あまりに緊張しすぎると、自分が使おうとしている筋肉以外も収縮させてしまいます。
人間の動作は、収縮する筋肉と弛緩する筋肉が上手く組み合わさってできています。
そのため、すべての筋肉に影響が出ると、ぎこちない状態になってしまいます。
ほどよい緊張であれば、力を出したい部分で火事場の馬鹿力を発揮することも可能になってきます。
緊張をコントロールする
ほどよい緊張をコントロールして出すというのは難しいものです。
自らに働きかけるものとして、声を出す、ほおを両手で叩く、歯を食いしばる、というものが考えられます。
実際に、スポーツ選手が競技中や試合の直前でこれらの方法をとっていることが多くみられます。
なかにはドーピング剤でその効果を得ようとする競技者もいます。
これが馬鹿力を発揮する方法です。
しかし、急激に大きな力を発揮すると、場合によっては肉離れや脱臼などがおきる可能性があります。
火事場のバカ力を発揮するより、
普段から鍛えて置くことで、万が一にも備えることが可能です!
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