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マヤ

『HAPPY BABY①』(続•臣隆妄想劇場92)ショートバージョン

2018.01.04 06:43

年が明けてすぐの休日、新春の明るい日差しを浴びて、その子はやって来た。




隆二の友人夫婦が結婚記念日のお祝いを兼ねて、デートとホテルディナーを楽しむ間のベビーシッターを任された。




名は『陽翔(ひなた)』生後8ヶ月の男の子だ。





妻「じゃあ、ひーたんお願いしますね。1日ママ」




夫「ひーたん、隆二ママのこと怖がっちゃダメだよ」





隆二「誰がママやねん…」




隆二がしかめっ面で答えると、ベイビーは隆二を見てきゃっきゃっと笑った。




隆二の地元で学生の頃からの友人で、

夫婦共によく知っている。




陽翔はママに似て全体にふっくらしていて、初対面の臣に対しても人見知りせず、満面の笑顔を見せるhappy  babyだ。




ママから陽翔を預かる隆二。




すぐに隣にいた臣が手を伸ばし、

「俺に抱かせて」と言って陽翔を取り上げた。





隆二「あっ❗5分で交代だかんな!」




夫「喧嘩しないで頼むよ‼じゃあ行ってきます」




友人は体育会系の厳つい面構えだが、性格はおおらかで、いつも笑っている。




夫婦は手を繋いで楽しそうに出掛けていった。




続く