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バイクライフをもっと楽しく!

今年は進化するために、まずはやってみよう!と。

2018.01.04 06:57

今年はちょっと変化の年になりそうです。今までの整備体制を大幅に変更するから。従来のやり方では、効率やノウハウの蓄積に限界を感じたので。いい機会なのでこの1年をかけて整備体制を見直しを図りたいと思います。やっと長年の目標だった整備体制の見直しに着手します!!


こんにちは三重のカワサキのバイク屋の代表の今西です。

お店の営業は明日の1月5日からなんですが、今日から仕事準備をしています。通常営業が始まると準備できないことが沢山あるため、今日は休みを返上してこれから1年の計画を練っています。


今年、うちのお店は整備体制の見直しを図っていこうと思います。理由は簡単。新型の機材をを使い始めるから。

遂にバイクリフトを導入しようと思いまして・・・。えっ?バイクリフトって何?こういうお仕事する道具です。

バイクリフトにバイクを載せて整備の向上や整備士(サービススタッフ)の身体的な負荷を減らすのが目的。従来だと地面の上なので作業がどうしても前かがみや、腰に負荷がかかるんですよね。

この写真が現状の整備の仕方。いいんですけどね。自由度が高くて・・・

しかし、時代の流れは速いモノで、もうこの整備の仕方がお客さんにとって受けなくなってきている。お客さんにとってバイクを大切に扱っているのはどちらの整備も変わらないのですが、地面の上で従来の整備方法とバイクリフトを使用しての整備方法では見え方が違うらしい・・・。導入するにあって、沢山のお客さん、同業の販売店さんにお話を聞いたところ、やはりバイクリフトを稼働させて整備しているほうのが、「見える化」という点では優れているみたい。


ただ問題は、整備の仕方がすべて変わるということ。今までは地面が机だったのが、地面と作業場の区別がしっかりと分かれるということなんですよね。

つまりタクティカルツール(Tactical Tool)が必要となってくるんですよね。

今まではスタッフの身体的な負荷、重労働によってこの Tactical Tool が二輪では重要視されていませんでしたが、今後、四輪ではもう導入が進んでるし、何しろ整備体制が変わりすぎるのでこの開発が急務となりそうな予感です。


ボクが考える Tactical Tool とは、サービススタッフの無駄な動きを減らし、重労働の作業環境を少しでも改善できるツールの総称と考えております。工具の配置、整備時の工具準備の時間ロス、二度手間やヒューマンエラーの防止策など・・・いくらいい整備工場の環境を整えても、サービススタッフの今の重労働の負荷を軽減できる作業体制を整えないといけないんじゃないかなぁ・・・とボクは思います。

じゃあ、何するの??第1弾はこれ ↓↓

この3つが、第1弾の Tactical Tool の準備でしょうか(笑)

えっ!全くわけわからないですよね!!!訳の分からない手書き図面に、パソコン台?最後に手術室!?多分ね、同業者のバイク屋さんでさえ意味が分からないトンチとなっていることでしょう(笑)もしこれに気付いた人は、多分この情報公開に驚くでしょうね(笑)けどね、どんどんもしよかったらマネはOKだと思うんです。だってホントの理想な形だから。


今回の整備体制の見直しの原点、コンセプトは医療の現場の手術室のシステムや管理方法の取入れを目指しているんです。入念に準備された機材やオペの道具、段取りや、スタッフ間のチームワーク、そして清潔感と安心感・・・。これを導入しようとね。

あっ!ちなみにこの整備体制の監修は、学校の先生や、うちの奥さま(看護師なんで)、工具屋さん、システムのSEやってる人、製造工場の管理部門の人、四輪の現役サービスなど、あらゆる分野のエキスパート・・・いろんな人に助言とアドバイスをもらって整備体制、システム化をしていこうかな・・・と。


多分、ほとんどの同業者さんや、バイク乗りからしたら、無理なこと・・・と思われるかも。きっと今までなら無理でしょうね。けど、今の僕はワクワクで楽しくて誰もやったことないことをやってみたい!!!!!!!

これです(笑)やりもしないうちにできないと決めつけるのは簡単。けどね。現状のままだともっとサービススタッフが疲弊していく環境になっていくと思う。楽しかった時代の整備士のいいところも残しつつ、新しいことにチャレンジして、カッコイイサービスを実現したいと思ってます。


フフフ・・・やると決めたらとことんやるで!!!さぁ、監修の方々もしっかりとこのスピードについてきてくださいね(笑)今日はこんな仕事準備をしてました。というブログでした!