Christian Counord
サン・マルタンの中心地マルゴ。
Saint Martin, Margot.
クルーズ船も立ち寄るこの美しい港町に住むアーチスト クリスチャン・コナードさん。
フランス海外準県であるサン・マルタンは
セント・マーチン島の北半分に
位置していますが、この島の中央には
国境線が引かれており、
南半分の「オランダ領側」をダッチ・サイド (Dutch Side)、対して北半分を「フランス領側」をフレンチ・サイド(French Side)とも呼ぶそうです。
コナードさんはその美しい海に浮かぶ船の姿を、なんと固いセメントという素材を使って表現します!
これが彼の
cem'art (セムアート)
です。
BATO 30 sur 40 cm
このセメントを使うというテクニックは一般的ではありません。
「今までセメントアートについての情報が無く、あったとしても全く同じテクニックでは無かったと」
と彼は言います。
しかし、とうとう彼は3年前、ついにセメントアートを作りあげる方法を見つけました!
セメントアートの制作には大体1か月または2か月かかりますが、最近の作品はウクライナの情勢で3か月かかりました。
Becooler
40 sur 29 cm
Ballet rose
40 sur 24 cm
さらに彼の表現する風景のほとんどは、実際に基づいている場合と彼の想像に基づいているものから作り出されます。
なぜなら彼は私たちの世界の二重性を表現しようとしています。
驚くことに彼は長年数学の教師であり、数学と芸術は異なる方法で同じ現実を説明していると唱えます。
「数学と芸術について語ることは
たくさんある。」
とコナード氏は言います。
数学と美術がなぜ関連性があるのか?
それは数学の秩序が美術に美しさの調和をもたらすからにほかなりません。
ルネサンス期には
ピエロ・デラ・フランチェスカ、
レオナルド・ダ・ヴィンチ、
アルブレヒト・デューラー
等の巨匠達も熱心に数学の研究を行っていたことでも知られています。
そして数学は私たちの生活に馴染んだものであると言っても過言ではありません。
例えば黄金比を例にとってみましょう。
美術の授業があるときは、学校でそれを学びます。絵を描くときは、形を一般化し、形の本質を捉えるという視点も重要です。
その場合、数学の視点が重要になる可能性があります。
ですから、数学と芸術は切り離せないものなのです。
Petroleethomme
47 sur 32cm
コナードさんのそれぞれの作品の重さは
約3~5kg。
突然動いたりしても効率的な、非常に頑丈な吊り下げを構築してあります。
お値段もお手頃な価格で、サイズも大きくないので日本の小さなスペースにぴったり。
彼の作品についての問い合わせだけでなく、
数学と芸術についても質問してみるのもいいかもしれません。
クリスチャン・コナードさんのHPはこちら。
洗練された彼のサイトも是非ご覧ください。
Hello
I am a creator of cement paintings (cem'art)!
- Christian Counord
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