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正月みたいな空

2018.01.04 10:57



今朝、コピーライターで青年失業家の田中ひろのぶさんが、こんなつぶやきをしてたの見つけた。

『正月終了』


そっか、今日は1月4日。三が日も終わって、今日から仕事始めの方も多いんだろう。


よし、僕もそろそろ正月気分も抜けて、、、とか思ったんだけど、あれ?僕は正月気分なんで抜けなきゃいけないんだっけ?


だって会社辞めたんだよ。(辞めて1年経ちました)

今年からフリー2年目です。

フリーって、自由って意味だもんね。

だから自由にしていいのだ。

世間が盆になろうが暮れになろうが、僕にはそんなに関係ないのであった。


じゃ、僕の正月はいつから開けるんだろう?


でも、そう考えてたら、正月ずーっと開けなくったっていいんじゃないか?むしろ。

と思い至った。


だって正月ってピースフルなんだもの。

街も空いてるし、初詣行ったり、実家行ったり、親戚に会ったり、ちょっとした旅行したり、テレビぼーっと見たり、箱根駅伝こたつで応援したり、ブラタモリ見て笑ったり、昔買った本読んだり、なんかあくせくしてない。

正月だし、ってことでそんなにイライラしないし、なんか不便なことや、ちょっとしたミスも、まあ正月ってことで、許せちゃったりもする。


僕は今年の正月は久々、両親と家族マージャンをやった。小学生の頃はよくやっていた。だから40年ぶりくらい。

そしたらすごく楽しかった。めっきり最近老けてきた母が、楽しそうに牌を崩しながらも頑張って積んでいた。なんかやってるうちに元気になったみたいだ。

父も楽しそう。歳食って最近ギスギスしてた父と母の関係も、なんか一瞬で改善されたようだ。

だっていっぱい笑ったし。そうマージャンってやってるとムダ話で、ほんとくだらなくて、つい笑っちゃったりするんだよね。


これもすべて、多分、正月だからだ。


だから、僕はこの正月気分で、正月気分のまま、ずっと行ってみようかな、と思った。


仕事はもちろんあるけど、しなくちゃいけないけれど、でも別にそれだってガツガツやる必要なんて、別にないのだ。

だってフリーだから。

むしろ自分が気持ちよく仕事することが、よい仕事につながるのだし。そこからよいモノを生み出せるような気がするし。

ならば、ずーっと正月のままが、僕にとってはむしろ、よいんじゃないかな。


ムーンライダーズの『青空のマリー』の歌詞に出てくる

「正月みたいな空」

その晴れやかな、寒いけど穏やかな青空。見てると気分が晴れてくる晴空。


それを日々、感じていようと思う。