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雲孫ブログ

ウェルビーイング合宿を開催

2022.05.27 07:51

2022年5月27〜31日の5日間にわたり、ウェルビーイング合宿を開催しました。

今回の合宿は、昨年9月に九州大学都市研究センターに設立した「ウェルビーイング研究部門」として、初めてのアカデミックキャンプになります。

※ ウェルビーイング研究部門については、こちらをご参照ください。


トライアルの意味合いが大きい今回でしたが、多分野にわたる国内外の研究者や、Gallup社のメンバーなど、15名ほどが集まりました。


ウェルビーイング合宿の目的

今回の合宿は、九州大学をウェルビーイング研究と社会実装の拠点とするための端緒として、下記3つを狙いとしました。

 1)これから国際的に行っていくネットワーキングの試行

 2)象徴的な学問分野として、計算神経科学×ウェルビーイング研究分野を立ち上げ

 3)2025年の万博を舞台としてGDW(Gross Domestic Wellbeing報告)を

   世界に向けて出すためのキックオフ


糸島の自然や日本の文化に触れ、親睦を深める

最初の3日間は、糸島の自然や日本の文化に触れながら、ゆっくりと時間を過ごしました。

そのなかで、目的の1つ目であるネットワーキンの試行はもちろん、最後2日間のカンファレンスに向けた親睦や、自由な議論・意見交換を深めていきました。


深江観光ホテルにて地引網を体験

地引網を通して、ともに手を動かしたり、自然に触れたりできたことで、一気に親睦が深まっていきました。


そして夜は、当日採れた魚・旬のイカをBBQで美味しくいただきました。


また、地引網で採れた魚をおすそ分けしたことをきっかけに、近隣のCafe TIMEの方々がいらして、ピザを振る舞っていただきました。


太宰府天満宮にて歴史・文化を体験

太宰府天満宮を訪れ、西高辻さんのガイドを受けながら、境内の散策やご祈祷などを行い、歴史・文化を体験しました。


毎年5月の最終日曜日に、福岡県太宰府市に鎮座する宝満宮 竈門神社で執り行われている神事「大護摩供」も見学しました。


そのほかにも様々な体験を共有

そのほかにも、日本文化や糸島の食・自然に親しめるような食事・各種体験を共有することができました。



ウェルビーイング研究のこれからを展望する

最後2日間は、九州大学 日本ジョナサン・KS・チョイ文化館にて、カンファレンスを行いました。


今回の目的である「2)象徴的な学問分野として、計算神経科学×ウェルビーイング研究分野を立ち上げ」「3)2025年の万博を舞台としてGDW(Gross Domestic Wellbeing報告)を世界に向けて出すためのキックオフ」を中心テーマに、様々な発表と闊達な議論がなされました。


それぞれの研究者の発表を起点に、ウェルビーイング研究部門の今後を展望していく、貴重な議論がなされました。


おわりに

時間や体験をともにしながら、ゆるやかにコミュニケーションを進めていくことで、非常に良いネットワーキングや議論を通した相互理解に繋げられたと思います。

今回の合宿をきっかけに、ウェルビーイング研究が進展していくことを期待しています。