220508~0526 久慈市大川目町滝~山根町深田
久慈市街地を貫く3河川の内、久慈市山根町や山形町を源流とする長内川、この長内川水系の川又川「枕状溶岩」を前回確認してきました。
今度は長内川水系の県営滝ダム上流~大川目町滝集落で合流する深田沢を辿(たど)りました。いわゆるジュラ紀~前期白亜紀「付加体」といわれる複雑な北部北上山地特有の堆積部分になります。
学びが至らず明快な案内ができないところですが、まずは自ら見分しつつ先達の調査研究に学ぶよりほかにないですね!🤷
狸かと思ったら「アナグマ」くんでした!アナグマは一般にスローモーのんびりですね。
しばらく、こちらを観てましたが4~5分で藪の中に消えまてゆきました。
220526Ⓒshima(深田から婿屋敷越えの峠道)
滝集落からほどなくして千枚岩じゃないんでしょうが、板状節理の岩石が見られます。
220508Ⓒshima
固結のしっかりした場所では巨岩を形成しているようです。
220508Ⓒshima
沢に直角に傾いた板状節理の緑色岩。220508Ⓒshima
220508Ⓒshima ここまで滝集落付近の深田沢。
220508Ⓒshima 5月8日陽当たりの良い場所でツツジが咲き始め、こんな白い花をつける樹がありました。
傾斜に沿って節理が明確です。 220508Ⓒshima
220508Ⓒshima 板状節理~ひび割れが入り、やがて落下してゆきます。地震の直後や冬の凍結∼解凍の繰り返し、春先の雨などで崩れやすくなっていたのでしょう!
頁岩化しているのでしょうか?粘板岩じゃあないようです。220508Ⓒshima
巨岩や溶岩周辺を見上げると大岩塊が!220508Ⓒshima
玄武岩?溶岩? 220526Ⓒshima
ここも削られた溶岩壁? 220508Ⓒshima
220526Ⓒshima 深田から婿屋敷への登り坂で~密で薄い堆積岩。
220526Ⓒshima 深田から峠への登り坂、粘板岩か薄く割れ、やがて細分化!
220526Ⓒshima チリチリに細分化、やがて細レキなどに変わってしまいます。
地質図2021『陸中関』Ⓒ産業技術総合研究所・地質調査総合センター
長内川水系・川又川・深田沢周辺部分
「馬内」と書き「まうち」ですね! 向屋敷もともとは婿さんの言われから?
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