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モルモン教会に裏切られて Betrayed By Mormon Church

エリザベス・デービス(ゴールドスミス・ブラックンベリー・ダーフィー・スミス・ロット)

2018.01.06 09:16

ジョセフ・スミスの12番目の妻

夫ダーフィーは忠実なモルモンだったにも関わらず、同時にジョセフの妻になった。 ジョセフの妻たちの中では年配で、ジョセフが若い女性たちを妻にめとろうとする試みを手助けする役割をになった。5回結婚し、引っ越しも多くした。最後はRLDSとして生きた。愛称はBetsy(ベッツィー)、エライザ・R・スノー(ジョセフの妻の一人)とエマ・スミスの親友。 生い立ち ●1791年3月11日生まれ。独立戦争の軍人の父と母。兄が数人。 最初の結婚 ●1811年4月13日、20歳の時、船乗りのギルバート・ゴールドスミス(25歳)と結婚。 ●11月27日に双子の男の子が生まれたが、一人は死亡。もう一人の息子、ギルバートは生き残った。 ●12月24日、夫ギルバートが船の転覆で溺死。 2度目の結婚とモルモンへの改宗 ●1818年又は1819年に農夫のジョセフ・ブラックンベリーと再婚。ジョセフのとの間に5人子供を産んだが、一人死亡した。 ●1831年4月10日、家族でモルモンに入った。ジョン・カールとソロモン・ハンコックによって。  この頃、モルモンの長老たちが数々の奇跡を起こした、と言われている。その一つについて、ジョン・ホイットマー氏はこう書いている。  「8年寝たきりの非モルモンの女性がいた。 ジョセフ・ブラックンベリー長老とフィーラー・ボールドウィン長老が彼女に呼ばれてきた。二人の長老は祈り、手を彼女の頭の上に置いた。すると、たちまち元気になった。」 ●夫は教会のハイ・プリーストに召され、妻と5人の男の子を置いて伝道へ。 ●1832年1月7日、伝道中にジョセフ・ブラックンベリーは死亡。教会は、非モルモンが毒を彼にもったからだ、と言っている。 3度目の結婚 ●1834年3月、モルモン信者のジェイビス・ダーフェイーと結婚。男やもめ。5人の子持ち。大工だった。 予言者との4番目の結婚とエマとのジレンマ ●1842年の春、ジェイビスと結婚していながら、ジョセフ・スミスと結婚。エリザベス51歳。しかし、ジェイビズと住み続けた。  彼女はジョセフが新しい妻をめとろうとする時にそれを助ける役をになった。 ●エリザベスは扶助協会に入った。エリートの集団。  エマ・スミスは、一夫多妻についてのウワサを気にしていた。 クラリッサ・マーベルとサラ・クリーブランド(自分の副会長であり、この時既にジョセフの妻になっていたと思われる)が流したウワサである。 エマはエリザベスにこう提案した、オールレッド姉妹と一緒に、クラリッサから聞いたウワサをまた聞きしてそれを流した二人の姉妹たちに面接をするようにと。 そして結果を次の集会で報告するようにと。 エリザベスはこれを断ったが、エマは聞かなかった。 「会長のエマ・スミスはダーフィー姉妹が絶対にこの面接を行うべきだ、と言った。そうでなければ、この役に適任の誰かを見つけてくるかしかない、と。」  このことについてどうなったか記録がない。恐らく、エマはあきらめたのだろう。 ●エマはエリザベスが病気になった時、副会長たちに介抱するように頼んだ。実際、このような記述が残っている。  「ダーフィー姉妹はエマ姉妹たちが介抱してくれたのは素晴らしい助けで、兄弟たちよりも姉妹たちの信仰の方が強いのですね、と言っていた。」  エリザベスは扶助協会で重要なメンバーであり、大きな責任を任されていた。 エマが病気の時はエリザベスが介抱した。良い友達だった。  しかし、   エマは自分の夫がエリザベスと結婚していることを知らなかったのは確実だ。 ジョセフが新しい妻をめとるのを手伝う役目をになう ●1843年3月4日、エミリー・パートリッジとエライザ・パートリッジ姉妹を家に招いた。エミリーはこう書いている。 「エリザベスは当時、霊的な妻(spiritual wives)と呼ばれていたことについて話をし、彼女が聞いたことが本当に存在するのかと不思議がっていた」 この少し前にジョセフ・スミスからプロポーズされていたエミリーは、何も言わなかった。エミリーは言っている。  「後で知ったのですが、あの時、ダーフィー姉妹は霊的な妻について全て知っていたのですね」 ●ジョセフ・スミスは日記に、エミリーを自分の妻にむかえるのにどうやってダーフィー姉妹がお膳立てするのか指示を与えた、と書いている。暗号を使って書いたと思われる。 ●エミリー・パートリッジはこう書いている。 「ダーフィー姉妹がある日来て、ジョセフが私と話たいと言っていると言いました。私はダーフィー姉妹に、要件は何でしょう?と尋ねました。ダーフィー姉妹は、ジョセフは私を妻にしたいと思っているんだと思うわ、と言いました。  私は夕方、キンボール氏の家でジョセフと会うことになっている、と。」 そしてその日の夜、エミリーはジョセフと結婚した。 ●1844年6月27日、ジョセフ・スミス死亡。 ●夫のジェイビズは旦那を失くしたマグダリーンという女性とこの世の結婚をした。彼女の死んだ夫の身代わりとして。つまり、エリザベスとマグダリーンという二人の女性をこの世で妻にしたということになる。 後に、違う女性と永遠の結婚をした。この人は既に死んでいたが。 5度目の結婚 ●ジョセフ・スミスと永遠の結婚をする。その時、ジョセフの代理人となって儀式に臨んだのがコーネリアス・ロットだった。エリザベスは54歳で48歳のロット氏とこの世での結婚をしたことになる。ブリガム・ヤングが式を執り行った。コーネリアスは、前妻との間に10人の子供がいた。  そのうち一人、メリッサはジョセフの妻だった。 ●同じ日に、ロット氏は死んだ前妻パメリア・ダローと、他の2人の女性と永遠の結び固めをした。  一人は15歳のレベッカ・フォセットでロット氏の子供をみごもるが、出産前に彼のもとを去る。もう一人は68歳のチャリティ・ディッカーソン。  更にこの後、ロット氏は15歳のジェーン・ロジャーズと2月7日に結婚する。 この複雑な結婚関係の中、みんなで他のモルモンたちと共にユタへ向かった。 クレイトンの日記には、6月28日にエリザベスがロット氏とアイオワを横断していたと書かれている。 LDS教会を離れて ●1847年、夫コーネリアスは56歳のエレノア・ワイアンと47歳のフィービー・ナイトと結婚した。エリザベスもユタへ来た。しかし、1860年前にユタを離れた。コロラドへ行ったらしい。そしてカリフォルニアへ。 ●1869年11月14日、エリザベスはRLDSに改宗した。息子たちも。 ●カンザスで85歳で死亡。 私の感想 ジョセフ・スミスは、よく、小さい5人の子供を抱えた家エリザベスの夫を伝道へ出したんですね、奥さんは本当にかわいそうです。信者たちを幸せにするより、不幸にしていると思いjます。ご主人が伝道中に死んでしまったのもかわいそうです。  ここでも、忠実なモルモン男性の妻を自分のものにしたんですね、ジョセフ・スミスは。又、エマは自分の夫が自分の友達の扶助協会の姉妹たちと密かに結婚していたことを知らなかったのですね。 エリザベスも、ジョセフから口止めされて本当のことをエマに言えなかったのでしょう。ひどい話です。  もし、これを読んでいるモルモンで、ジョセフが神の予言者だと信じている人がいたら、これが予言者のすることがどうか、考えてみて下さい。お願いします。  のちに、RLDSに改宗したんですね、エリザベスは。確かに、LDSよりはRLDSの方が良いと思います。だって、RLDSは一夫多妻なんてしませんから。