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モルモン教会に裏切られて Betrayed By Mormon Church

ケン・クラーク(Ken Clark)

2018.01.06 09:19

ケンはモルモン教会の教育システム(CES)で27年間働いた。2002年に教会から除名した。 なぜ私は去ったのかー「シューティング メッセンジャー」を書いた。Why I left - "Shooting the Messenger" - "Lying for the Lord." 「主の為にウソをつく」というエッセイを書いた。 長年モルモン教会でセミナリーを教えている時、反モルモンと呼ばれる書物を読み始めた。なぜかというと、教会を批判する者たちは皆、作り話を書いて、又は教会の書物からうまく文章を抜き取って違う意味にして本にしている、と思ったからだ。そこで、彼らの陰謀を暴いてやろうと思ったのである。教会員をバカにしやがって!と思った。モルモン教会を守ろうと思ったのだ。 しかし、反モルモンの本を読むたびに、そこに書かれてあることが教会の文章を参照していることに気づいた。 ショックだったが真実なので、これをインスティテュートで教え始めた。すると、ステイク会長やもっと上の位のリーダーたちが会いに来て、真実であっても、仕事を失くしたくないなら、このようなことを、たとえ事実でも話してはいけない、と注意された。 ある時、32歳のモルモン男性がケンの所に、黒人に神権がなぜ与えられなかったかについて聞きにきた。ケンは監督だったので、自分の調べたことを全て話した。この男性は、「うわー、そうだったんですか!とても勉強になりました」と言って帰って行った。 この男性はこの話を自分の父親にした。父親はこれを更に上の位のリーダーに言い、 その人たちがケンに電話をかけてきて、教会員の信仰を失くすようなことを言うな、と命令した。「でも、本当のことなんですよ!教えるなと言うんですか?」とケン が聞くと、答えは「一言も話すな」だった。 つまり、仕事を首になりたくなかったら真実を話すな、又は我々が言う通りに言い訳をして話せ、と言われたのである。 これで我慢が出来なくなり、とうとうケンは教会を去る決意をした。妻に話すと、彼女は非常に喜んだ。 彼の講義、「主の為にウソをつく」(Lying for the Lord)は ユーチューブに幾つかのシリーズになって出ています。 この講義の中で、ケンはジョセフ・スミスがいかにウソをついたかを語っている。水晶玉を使って宝を見つけようとしたが見つからず、それを「見つけたけれど地中深く潜ってしまった」とか何とかウソをついたこと、アブラハムの書はジョセフが間違って翻訳したもので、実はアブラハムとは無関係のものだったこと、最初の示現にはいくつかのバージョンがあり、一番初めのジョセフの記録では、イエスは出てくるが、神はでてこないし、サタンがジョセフを苦しめる場面も出てこないこと、などなどを語っている。 講義では以下のことも話されている。 みなしごのローレンス姉妹がカナダからやってきた。二人は、親から受け継いだ8000ドルを持ってきたが、ジョセフはこの二人を家に招きいれ、二人とも自分の妻とする。そして、これで農場を買い、ホテルを建て、エマの名義にした。彼の死後、ローレンス姉妹は一文無しになってしまった。そこで、ウィリアム・ローという、ジョセフの元側近が自分の土地を売り、二人の姉妹にお金を与えた。ロー氏は、ジョセフには向かったので反モルモンとみなされている人物である。 神権の回復について、デビッド・ホイットマーは、「回復など、私は知らない。ジョセフとシドニー・リグドンがでっちあげた話だ」と言っている。確かに、いまだにメルキゼデク神権がいつ与えられたかわかっていない。 ジョセフは数人の信者をいろんな所へ行かせて金を手に入れるように、とか命令した。金などが見つからずに帰って来た信者に、ジョセフは、「啓示には神からきたものと人からきたものがある」と説明した。 ジョセフはカートランドアンチ銀行を建てた。ウィルフォード・ウッドラフは日記に書いている。ジョセフはこの銀行を建てることについて神の声を聴いた、と。 ジョセフは家に住まわせていたファニー・アルガーと肉体関係を持った。しかし、そのときはまだ、多妻婚の啓示も権限も何も受けていなかった。 ジョセフは死ぬ前に、34人妻がいたにも関わらず、多妻婚について責められた時、 公の場で、「私には一人しか妻はいない」とウソを言った。 1845年6月18日のモルモン教会の新聞メッセンジャー&提唱者(messenger and advocates)では、シドニー・リグドンが、「我々はジョセフ兄弟をサポートする為にウソをつかなければならない、これは我々の義務だ」とパーレー・P・プラットが言ったことを認めている。(Solemn Covenant 365) ジョセフは又、「何よりもフレンドシップを大事にしなさい」と常にメンバーに思い起こさせた。(Solemn Covenant 365) ジョセフは、サラ・プラットに求婚したが拒否された。そして、公の新聞か何かでサラのことを売春婦だ、と攻撃した。(sangamo journal,1 Aug 1842 Van Wagoner, Mormon Polygamy A History , 2nd edition page 30, 37参照) そして、サラの姦淫の罪をでっちあげ、ハイラム・スミスがそれを他のメンバーに強制して同意のサインをさせた。 ジョセフは他にも、自分の求婚に応じず、これを公にした女性たちを攻撃した。 これらのウソは、ジョセフの死後も12使徒たちに受け継がれた。 上記の情報は、Mormon Think のKen Clark からとりました。ここに行くと、彼の講義を全部英語ですが、聞くことが出来ます。 私の感想 プライマリーで子供たちに正直になりなさい、と教えながら、昔からウソをリーダーたちがついてきたのは驚きです。ひどい話です。