祈ることと食べること 七種粥を食べる意味
1月6日
明日の七草粥のお米を洗い終わって
ホッと一息の時間です。
今年最初のブログですね。
みなさまはいいお正月をお過ごしでしたか?
今年は2日に蟹座の満月を迎えたからか
家族と一緒にお正月を過ごされた方が
多かったみたいですね。
スペースを空けてゆっくりと過ごす
というのが今年のお正月にはピッタリだった
ように感じます。
私もゆったりと
本当にゆっくりと過ごしたお正月でした。
毎年恒例なのが年末のおせち料理作り。
歳神様を迎える準備です。
たくさんの生徒さんと一緒にお節料理を
作る時間は親戚中が集まって
お料理を作っている時間のようです。
一人だと大変なことも
みんなで作るととっても楽しい時間になります。
出来上がったお節料理を並べて見ると
「感動〜」
涙が溢れてくる瞬間です。
1年間の感謝と来年への祈りを
形にするって本当に素敵なことだなと
そう思います。
年が明けたら神様と家族と
一緒にお節料理を食べて
今年1年の夢を語ったり
昨年の近況報告をしたり
そんな時間がお正月の過ごし方のように
思います。
お正月は一年で一番
縁起を担ぐ時でもあり
それは、今年1年を無事に暮らしたいという
想いの表れだったんだと思うのです。
今はお金があると幸せで
欲しいものが手に入ることが
幸せと感じてしまうような
そんな環境がありますが
本当は無事に過ごせるということが
一番難しく、ありがたいことで
自然界と共に暮らしていた頃には
祈りと想いが一つになっていたように
思います。
さてさて
明日は人日で七草粥をいただくのが
習慣として残っています。
そもそもこの七草は
七種と書いて七つの穀物をお粥にして炊いて
食べたのが始まりです。
7種の穀物(米,アワ,ヒエ,キビ,アズキ,ゴマ,子(みの))で作った粥を供御とする風習
がありました。
その習慣と野草が初春の若返りの植物と扱い
若菜をつみそれらを羹(あつもの)にして食べたりしたものが
重なって春の七草のお粥になりました。
無病息災を祈る食べ物として昔の人は
七種粥を食べてきました。
子供の頃はお正月にご馳走を食べすぎたから
胃腸を休めるためと思っていました。(笑)
確かに無病息災の祈りのための
お粥なので胃腸のためというのは
間違ってはいないのですが・・・・。
食べることと
祈ることは
いつも重なっていて
食べることは
大地とつながることで
自然界の恵みを
食べていると
人は優しくなり
自分以外の人のことや
地球のことを
自然と思いやれる
生かされていることの意味や
生きていることの意味が
自然と湧き上がってくるかのように
理解できるようになっている
それが当たり前で
それが自然な流れだから
お金を生み出すことだけのために
ものを考えるのこともなく
誰もが幸せになる
巡りをイメージして
ものを選択するようになってくる
自分が豊かにそして
自分の想いを実現することが
たくさんの人の幸せに
つながっていると
確信できるようになってくる
そんな当たり前の巡りを
2018年はもっと、もっと
たくさんの人と一緒に体感したいと
そう想う。
だから伝えたい。
日本人が大切にしてきた
食べ物に対する想いを
形は変わってもいい
でも、昔の人はなぜそれを大切にしてきたのかを
知るチャンスがあってもいいよね。
だから・・・
明日はご縁のある方の無常息災を祈るために
nanadecor KITCHENでは
小豆いりの七草粥を炊いて
みなさまをお待ちしています。
明治神宮にお参りがてら
表参道まで来ませんか?
祈ることと食べることは
人生を豊かにする
とっても素敵な術なのです。
今日も最後まで読んでくださって
ありがとうございました。
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