人見知りのわたしが試したコミュニケーション遍歴 その①
小学生までは多少の人見知りはあったものの、
中学で引っ越ししたことをきっかけに超人見知りになりました。
そんなわたしの人見知り発動の思春期から大人の現在までを、いくつかに分けて書いてみようと思います。
思春期の大きな出来事は性格をも変えるかも?
と個人的な感想です。
中学で転校生になったわたし。
親は良かれと思って入学のタイミングを選んでくれたのですが、
誰ひとりとして知り合いや友達がいない空間でどうしたらいいか分からず、
ただただ、ぽつんと1人そこにいました。
何か疑問があって誰かに聞きたくても、「話しかける勇気がない」!
それなら、
「話しかけてくれるまで待とう」
という受け身の姿勢をとりました。
心のドア、閉めているけど鍵は開いてる状態。
ややこしい笑
そんなひとりぽつんの私に声をかけてくれる優しい同級生に恵まれたお陰で、
なんとか友人も出来、無事学校生活を送る事が出来ました。
高校も同じようになんとかやり過ごしましたが、
共通していたのは
「自己主張すると嫌われる(拒否される)かもしれないから目立たないようにしよう」ということ。
自分から話しかけることはほぼなかったので、
「言葉で自分の思いを表現するスキル」についてはなかなか育たない環境を自ら選んでいる…。
そうすると、見た目で判断される事が多くなります。
・変わってるね
・不思議ちゃんだよね
そう思われるのは不本意だったので、
相手に合わせれば変な人と思われないのでは?と思ったわたしは
頑張ってにこにこしてみたり(自分比)、
必要以上に謝っていたり、
誘いは断らないようにしたり、
話を合わせたり、
なにより相手が不快に思わないように、変だと思われないように普通を目指す。
しかしベースが超受け身のまま何年も過ごしているとどうなるか…?
「とりあえず受け入れてみる」が当たり前になりました。
NOというのが苦痛、とりあえずでもYESで答えた方が楽だった。
そのときは「NOと言う方がストレス」でした。
相手に合わせることでコミュニケーションをとっていたつもり。
私が相手の事をちゃんと知っていれば、こちらも当然わかってもらっているはずだ。
そんなわけない…!
今は分かります笑
なぜそう思っていたのかというと、私は相手が話すことを聞いて、その人を知る事が出来ていたから。コミュニケーションとれていると思っていたんですね。
慣れない相手だと緊張してしまい、
頭の中には言葉がたくさん浮かんでいるのに、言葉として発することができてない。
自分のことを知ってもらうツールとして、キャッチボール形式の会話はとても重要です。
それはわかっている、頭では。
しかし、人見知りは まず緊張して、何喋ってるか分からなくなって、ひたすら疲れる。
脇汗だって半端ない。
仲良くなりたいけど、話すの緊張するなぁ…
LINEとか文字でやりとりするの、緊張しなくていいからわりと好き…
こんな人多いんじゃないかな〜と思います。
わたしもそうです笑
現在も人見知りですが、徐々に自分を乗りこなせるように なってきたように感じます。
めちゃくちゃ長い時間かかりました。。。
時間がかかった大きな理由は、 「わたし自分で思ってる以上に喋ってない」ということに気づけなかったからなんです。 え?って思いませんか??
そうなんです、頭の中の発言も、発言としてカウントしていたんです。
それに気づいたのは約10年程前。
わりと最近です…笑
人見知りのわたしを乗りこなせるようになるまで、
いろいろな気付きについては、次回に続きます🍀