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薔薇が無くちゃ生きていけない

2018.01.06 16:51

今日話して感じたこと。

会議ってビジネス側面で話すと、回数と長さが効率悪いとかいつも否定的な意見になるが、実はクリエイティブ側面で捉えると、朝までずーっと会議したからこそ奇跡の番組企画が産まれたこと等(からくりTVの時とか)たくさんある。

なんでも効率で捉えるの、本質でない気がする。


実は会議って、何かを決めたり報告したりという結果ありきじゃないんだよね。

スタッフ皆で問題を共有して、解決策をひねり出す過程が、そこの紆余曲折含めての時間共有が、スタッフ個々を成長させたりするのだ。

効率だけを重視する組織は実は何も新しいもの産み出せなくて、結果効率が悪いこともある。



組織って無駄を省くことにとらわれがちだけど、無駄なことをやることで何かに気付き、何かを築くという作用がある。

そんなに無駄を省きたいなら人など雇わずAI使えばいい時代が来るのだから、むしろ人は無駄なことをやり、何かを産むバッファを持つことが、人がやる行為の新しい価値だと思う。


何かに最適化しすぎて効率化し過ぎてる人や組織は、いざという時もろい。何よりつまらない。そして退屈だ。

もうもろくて、つまらなくて、退屈な人や組織は、未来にはその存在価値は無いのだ。

少々粗があっても、へこたれなくて、へんに魅力的で、なんかおもしろい人や組織こそが未来を作るから。


効率考えたら、例えば薔薇なんて飾らなくても、よいもんね。

でもね、薔薇を飾った方が、楽しいじゃん。


つまり、実は人間は

薔薇なんて無くても生きていけるけど、

でもやっぱり、人間は

薔薇が無くちゃ生きていけない

んだと例えば僕は思うのだ。