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人日に七草粥

2018.01.06 23:22

 本年も七草粥を食することができました。幸先の良い年初めです。

 ちなみに七草とは芹(せり)・薺(なずな)・五行(ごぎょう)・繁縷(はこべら)・仏の座(ほとけのざ)・鈴菜(すずな)・清白(すずしろ)のことで、我が家では前夜に7種の調理器具(包丁は必ず含む)を用意し、7回包丁の背でまな板を叩いてから七草囃子を口ずさみつつ7回×7回=49回で刻みます。そして刻んだ七草を一晩神棚にお供えしてから翌朝お餅ふた切れとともにご飯から粥を炊きます。・・・我が家のやり方はどうやら簡略版のようで、祖母が語ったところによれば昔は刻むのではなく包丁の背で叩いており、もっと昔は7回×まな板の右横に出した調理器具7種で合計49回叩いていたようです。お家やその土地によって方法は様々です。古式な作法が各地方に神事として残っていたりもするので、興味を持たれた方は神社をおたずねになっても楽しい人日(じんじつ)になるかもしれません。