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第118話:ヤマラ・アルジュナの木の救出(7):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』

2018.01.06 23:24

ゆえに、

この2人はヴァールニーまたはマードゥヴィー

という名の蒸留酒に酔い、

自分の感覚を支配することができず、天国のような栄華の誇りに

盲目のまま、

女性に執着するようになり、

偽の名声に居座っていました。


この2人の若者ナラクーヴァラとマニグリーヴァは、

幸運にも偉大なクヴェラ神の息子であったのですが、

偽の名声と蒸留酒を飲んだ後の狂気によって

非常に落ちぶれてしまったので、

裸であったにですが、

自分が何をしているか理解していませんでした。


ゆえに、

木のように生きている(木は裸であるが意識がない)ので、

この2人の若者は木の体を得ました。

これは適切な罰です。


それでもやはり

彼らは木になった後、解放されるまで、

慈悲により、

過去の罪深い行動を思い出し続けることでしょう。


更には、私の特別な温情により、

神の時間で100年が過ぎた後、

彼らは人格を持った至上主ヴァースデーヴァに、

面と向かって会うことが出来ることでしょう。

そして献身者としての本当の立場で

蘇ることでしょう。



…つづく

(10巻10章19-22節)