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2022.6.4 六十里越街道トレッキング

2022.06.05 23:25

令和4年6月4日(土)   参加者:10名   ガイド:伊藤尚人
                        撮影:高梨寿

コース:注連寺~稲荷峠~住吉神社~大日方~旧大日方境内跡~皇壇の杉~関谷集落

    賽の神峠~柳清水~田麦俣集落~七つ滝

 今回は六十里越街道の庄内側の一部である注連寺から田麦俣までのコースを歩いてきまし

た。歩く道の半分以上は舗装道路なものの、歴史的建造物や石碑も多く見応えがあるコース

となっています。スタート地点の注連寺はコロナ禍以降拝観を休業しており、この日も拝観

はかないませんでした。しかしどういうことなのでしょう、天気予報は晴れマークなのに朝

からどしゃ降りの雨に見舞われ、スタート時は小雨になったものの雨具を着ねばなりません

でした。山形側から望む穏やかな山容とは異なり、庄内側から眺める荒々しい表情の月山の

景色ももちろんおあずけです。そんな中ですが道なりには庚申塔あり棚田ありと飽きさせま

せん。特に皇壇の杉の存在感は圧倒的で、樹齢1800年といわれても納得の貫禄でした。以前

は薄暗い雰囲気でしたが、周りの杉が伐採されてあり、光が差し込むようになっていまし

た。この日はのんびり、ゆっくりでピクニックのような行程でしたが皆様お付き合いいただ

きありがとうございました。庚申信仰では60日に一回訪れる庚申の日の夜は、眠らないよう

に徹夜する習慣があったのですが、この話にふれ、夜を徹してみんなで飲み食い明かせる日

が早く来てほしいとの声がありました。庚申信仰とは切り離せない青面金剛は病魔を退散さ

せる威力を持っています。今こそ青面金剛の力でコロナウイルスを防ぎ、以前と変わらない

生活に戻ってほしいものです。