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Michiko en México

旅行:メキシコシティ(Ciudad de México)

2018.01.07 06:09

どうもお久しぶりです。あ、2018年ですね。おめでとうございます。久々の更新です。サボってたわけではないですよ。特に何もなかっただけです(笑) 

日本語レッスン始めたり、クリスマスパーティーはしごしたくらいです。昨年の最後の3か月ほどは仕事がとても忙しかったです。初めて出張に行ったり、11年ぶりに雪が降ったり、「通訳の方、日本語上手いですね」と言われたり!!まぁ、起こったことはそれくらいです。


さて年末年始ということでメキシコもバケーションの時期でした。今回のバケーションでは日本からまた友人が訪ねて来てくれたので、メキシコシティで待ち合わせです。

ここです。

 言わずと知れたメキシコの首都で大都市です。スペイン語ではCiudad de México(̪シウダ・デ・メヒコ)と言います。 人口は2000万人ともいわれ、世界一の大都市とも言われています。メキシコシティは国内では通称「D.F.(でー・えふぇ)」、Distrito Federal(=連邦地区)と呼ばれていましたが、2016年1月から「CDMX(せー・でー・えめ・えきす)」と通称が変わりました。私はDFのほうがかっこいいので好きです(笑)。メキシコでも地方からシティに行くときは「メキシコ行く」とよく言います。


(1日目)

レイノサから飛行機で飛び、空港で日本からの友人をお出迎えです。感動の再開!!という感じにしたかったのですが、空港が混んでいてそういうわけにもいきませんでした(笑)

チェックインを済ませ、夕食へ。とりあえず1日目はタコス食べますよね。アラメダ公園の近くにおいしいタコス屋さんがあります。名前はTlaquepauqe(トラケパケ)です。

パイナップルが乗っているタコスはTacos al pastor(タコス・アル・パストール)といい、もっともよく食べられるタコスの種類の一つだと思います。レイノサ付近ではTacos de trompo(タコス・デ・トロンポ)と呼ばれます。そしてパイナップルは付いてこないです。Tacos de trompoを直訳すると「独楽のタコス」となります。それは味付き肉がくるくる回って焼かれているからだと推測します。

このようにですね、そとから見えるところに肉焼きマシーンをどんと置いて焼いてます。上の方にパイナップルも見えますね。この写真はトラケパケではないですが(笑) 焼けたところからそぎ落とし、生たまねぎ、パクチー、サルサにライムをかけて食べます。たまにこれが無性に食べたくなります。


1枚目の写真の真ん中にあるのは、Queso fundido(ケソ・フンディード)というものです。見た目そのまま「溶けたチーズ」の意味です。元々はオアハカ州の料理です。自分でチーズをとり、トルティージャに巻いて食べます。味付けはお好みで。


食事後はラテンアメリカタワーに上ります。


ここからの夜景が思いのほかきれいで、私の見た夜景では歴代1位です。最上階の屋外展望台ではカップルがよくいちゃついています。


その後はZócalo|(ソカロ)と呼ばれる街の中央広場に行きます。どこの町でもソカロが町の中心になり、観光の目印にもなります。メキシコシティのはでかいです。学校のグラウンドよりずっと大きいです。クリスマスということもありツリーがあったり、市庁舎がデコレーションされていました。


セントロのレストランで本田圭祐出場のサッカーの試合を見ながら一休みし、寒かったので前半囚虜とともに帰りました。



(2日目)

2日目は少し早起きして、朝ごはん探しです。宿は朝食付きだったのですが、もう何回も食べているので、よりおいしいものを買いに行きます。

ブエナビスタ駅の交差点にある屋台があります。

この屋台は朝限定ですがいつも行列ができています。パン付きスープから単品パンやホットチョコレートやアトーレという飲み物も売ってます。それだけ買うことももちろんできます。

今回買ったのはスープとチョコレートです。

赤と緑のトルティージャスープが買えます。チキン、クリームチーズに生玉ねぎが入っています。このスープはちょっとだけスパイシーですが、量はたっぷりで寒い時期には身体もあったまります。 


腹ごしらえの後は国立人類学博物館(Museo nacional de Antropología)に足を運びます。ここはメキシコの歴史を一挙に集約したような博物館で非常に大きいです。1階と2階に分かれており、1階が考古学フロア、2階が民族学フロアとなっています。人類の誕生に始まり、メキシコの主な文明にまつわる展示がされています。メキシコを周る時間がない人はここで周った感じは味わえるのではないかと思います。非常に規模の大きい博物館のため、がっつり見て回るには最低丸1日は必要です。しかし訪れる価値のある場所です。私の好きな場所の一つでもあります。

上の写真はアステカカレンダー(本物)です。このように実際に発掘された物が展示されています(レプリカもあります)。

そして博物館はチャプルテペック公園というだだっ広い公園の一角にあり、博物館正面の広場ではボラドーレスの儀式が見られます。1000年以上前から行われていたボラドーレス(空飛ぶ人)の儀式は元々はトトナカ族の宗教儀式でしたが、今は観光行事のひとつのようになっておりメキシコ各地で見られます。

20~30メートル程のポールの上から4人がくるくる回って降りてきます。あとチャプルテペック公園には人慣れしたリスがやたらといます。その辺で何かの種を買って与えると普通に手から食べます。これの是非は別として、リスかわいいですよ(笑)


この日の夜はルチャ・リブレです。プロレスです。クリスマスとあってか普段とはちょっとちがうプログラムが組まれていました。10人ほどのルチャドールたちがリングで乱闘です。

そしてメインイベントでは大人気レスラーが登場(名前忘れた)。見事勝ちました。

以前も書いたように観客との距離は非常に近いです。またマイクパフォーマンスもあり。この日の彼の相手がチャンピオンだったので

「年末にお前のベルトをかけて勝負しろ!!今日はおれが勝ったし、また勝つからな!!」

‐「じゃあお前はマスクをかけて勝負しろ。それになんで来週なんだ?今やったらどうだ?」

ここで観客の「今‼今‼」のコールです。これはまた面白いものが見れるかと思ったら、「今やろうぜ」と言ったほうが退場してしまいました。ベルトとマスクをかけた戦いは実現したのでしょうか?もしくは本当にするんでしょうか。(メキシコは普段から口だけってのも多い。笑)


(3日目)

3日目は私の留学先であるチョルーラに向かいました。詳しくは次回の記事で。


(4日目)

4日目は特に予定もなかったのでゆっくり起きて近くの屋台で朝ごはんです。


クリスマスマーケットやスーパーでお土産を見たり、トルティージャを作るためのプレス機を探しに行ったり。プレス機は市場やスーパーで買えます。値段も小さいものなら120ペソ程です。ただ小さくてもなかなか重いです。色々買ったのもあって友人のスーツケースは到着時より10キロ増えていました。

プレス機はここで買いました。市場の中にある日曜雑貨屋さん的なお店です。一見ごちゃごちゃですが、おじさんはちゃんと在庫管理できているようで、プレス機ある?ときいたら即引っ張り出してくれました。


この日はのんびりと過ごしました。


(5日目)

友人の最終日です。この日も朝はゆっくり起きて、私が論文調査中にお世話になった施設がある場所の近くへ行きます。ここは観光とはかけ離れた日常生活のエリアです。そこにでかいタコスが売っているお店があるのを覚えていたので、開いているか見に行きました。クリスマスだったのでさすがに閉まっていましたが、近くの市場をぶらぶら。するとシーフード屋さんが開いていました。

混雑もしているし清潔で料理もおいしそう。ということでここでランチです。

スープと魚の丸揚げです。海外は魚を丸ごと調理するときは揚げることがおおいですね。揚げた魚にソースをかけて様々な料理にするという感じです。


スープと聞くと前菜で、それで足りるのかと思うし、値段を見てもスープでこれは高いなと思ったりしますが、出てくるスープはでかいです。前菜レベルではありません。おなかもいっぱいになるし、値段にも納得です。もちろん前菜として出されるスープはそこまで大きくないです。


揚げ魚の左下にあるものは唐辛子です。ハラペーニョという唐辛子を焼いたものです。ハラペーニョのピクルスは辛くはないのですが、ハラペーニョ自体は辛いです。焼きハラペーニョもそこそこ辛いです。たまにめっちゃ辛いです。

たまに社食でも焼きハラペーニョがついてきます。職場へ日本からの出張者がくると、知らない人はかぶりついて悶絶しております(笑) おいしいのですがちょっとづつ食べないと、大変なことになります。


食事後は、映画に行きます。COCOを見に行きます。日本では3月18日にリメンバーミーというタイトルで公開です。スペイン語がオリジナルらしいのでそれを見たいということで行ってきました。友人は全くスペイン語が分からないので私が逐次通訳します。

旅の疲れとわからない言葉ということで友人はちょいちょい寝てました(笑)。私は画面と友人を交互にチェックです。しかし映画は気に入ってくれたようで良かったです。

私も英語版と日本語版が見たいです。


最後の晩餐は再びトラケパケです。パストール+Pozoleというスープです。

以前も書いたかもしれませんが、元々はハリスコ州の料理で、豚肉やトウモロコシが入っています。これは見た目も伝統的なポソーレです。


この後、友人を空港に送り涙のお別れです。たった4泊6日で来てもらいました。大事な友人の一人だったのでメキシコを詰め込みました。サボテンも食べました。ツアーやガイドブックでは絶対に行けないところを詰め込んだディープツアーです(笑) 満足してくれたようで良かったです。


私は27日までCDMXにいましたが、拷問博物館とテキーラ・メスカル博物館を周った程度なので特に続きはありません(笑)


長くなりましたがCDMX編はこれで終了です。次回は3日目に行った、私が愛するチョルーラの記事です。