洞窟酒蔵
少し前のことになりますが、去る5月22日、会長たちが野辺山にチャレンジする前日、僕は練習会をさぼって「からすやま」へ行ってきました。「からすやま」はどこにあるかというと、宇都宮まで東北新幹線で行き、烏山線に乗り換えた終点の駅が「からすやま」です。
この烏山線を運行している車両なんですが、よく見ると架線がない!蓄電池駆動電車EV-E301系「ACCUM」という車両で、途中から蓄電池で走行してました。
車内のパネルにはこんな表示も。なんだかプリウスみたいですね。
で、今回引率してもらったS木さんの大学時代の同級生の酒蔵「島崎酒造」へ。創業は嘉永2年で。メインブランドは「東力士」。
そして、ご主人に車に乗せていただき、今回の目的地である洞窟酒蔵へ。こちらが入口、右が酒蔵のご主人、左がS木さん。
鋼鉄の扉を開けると中はこんなんなってます。
奥行100m、幅60mの洞窟は、もともと戦時中に戦車を製造するために手で(!)掘られたもので、終戦により結局戦車はつくられなかかったとのこと。戦後、そのまま放置されていたのを、平成19年から島崎酒造が借り受け、お酒を保管する洞窟酒蔵として活用しているそうです。最初は、コウモリがいっぱいでそれを追い出すのが大変だったとのことですが、想像しただけでちょっとコワイっすね(^^;
洞窟の内部は太陽の光を全く受けず、気温は年間通して平均10℃。上下約5℃の幅で緩やかに変化する洞窟は、清酒を貯蔵熟成するうえで最適な環境だそうです。
さらに、映画『暗殺教室』のロケでも使用されたこともあるとのこと、へぇ~。
ちにみに、洞窟に住む原人になりきることもできます(笑)
そのあと酒蔵に戻り、熟成した大吟醸「1年」「5年」「10年」を試飲させていただきました。いわゆる古酒とは違い、すっきりした味わい!
もちろん、お土産に「大吟醸10年」を1本買ってきました(^^)
酒蔵のご主人には、案内していただいた上に、近くの蕎麦屋で鮎の天ぷら蕎麦までごちそうになってしまいました。何から何までありがとうございました。
ご主人に別れをつげて我々は宇都宮に移動し、浜松と並ぶ餃子の街へ。
東力士も堪能しました。
こうして宇都宮のディープな夜はふけていったのでした。
ということで、栃木の大会においでの際は、「東力士」をどうぞよろしくお願いいたします✋