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prologue

2022.06.10 06:33
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ブログを始めることにした。

きっかけは とある人との文通。


「文通しませんか?」

もともと人と連絡を取ることが苦手で既読や未読のない世界で生きたいと思っていた私にとって その一言は衝撃で新鮮でときめきが止まらなかった。


日頃 お祝いやお礼などで一方的に手紙を渡すことはあるけれど やりとりをするのはおそらく中学生以来。大人になると紙の素材や使うペン 縦書き横書きなど拘れるポイントがたくさんあって考えるだけでわくわくする。


会ったことのない人との文通。始める前は何を書けばいいのか...とあれこれ考えていたけれど「はじめまして」と一言目を書くと そこから一切迷いがなく 筆が止まらなかった。どこかで区切りをつけないと永遠に書けてしまいそうだった。

普段私は人と会話するとき ゆっくり考えながらになるし 「あの一言余計だったかな」「こんなふうに返せばよかったかな」と不完全燃焼なことが多い。それが文章となると書きながら伝えたいことがまとまって ぐんぐん書き進められるから不思議だった。シンプルに「たのしい!!!」と思った。


私は去年 環境を変えたいと思い立ち 5年間住んだ大阪を離れ東京に引っ越した。5月で丸一年が経ち 環境にも仕事にも慣れて変わり映えのない日々に少し退屈していた。


"何か新しいことを始めたい"


という漠然とした思いはずっとあったものの時間やタイミングを言い訳にして何も踏み出せていなかった。そんな自分に嫌気が差していた。


つい先日 久しぶりに関西に帰省することに。前職で一緒にお仕事をさせてもらっていたmaiiちゃんにふと会いたいと思いお誘いさせてもらった。京都の静かな住宅街にひっそりと佇む"woven"というお店でアイスコーヒーを飲みながら近況報告。

ひょんなことから数字の話になり"運命数"というものを教えてもらった。生年月日を1桁ずつ足した合計数字で自分の宿命が分かるというもの。私の運命数は6で偶然にもmaiiちゃんと同じ。6の宿命は「人と人を繋ぐこと」「発信すること」だそう。どちらも自分には向いていないと思うようなこと...でも文章を書く楽しさに気づいたことを話していたらmaiiちゃんから


「ブログを始めて何か発信してみたら?」


と一言。一瞬ためらったけれど気づけば翌日にはホームページを作成するサイトに登録していた。


そういえば

「ねずちゃんの文章は情景が浮かぶ」

「くすっと笑える文章書くよなぁ」

「ねずのおすすめをまとめた本があったら読みたい」

と周りの人から言ってもらうことが時々ある。あと小学生の頃 自分で一から作った物語が賞を獲って新聞に掲載されたことも思い出した。昔から書くことは得意な方だったのかもしれない。

正直 公の場で自分のことを書いたり何かを発信することは消えてしまいたいくらい恥ずかしいし自信がない。語彙力も表現力も乏しい。自己肯定感が海底レベルの私にはなかなかのハードル。(ネガティブ要素並べすぎ、こういうとこ)

でも直感でやってみたいと思って殻を破った。


すでに書きたいことがめちゃくちゃある。これから 何気ない日常や普段私が考えていることをゆるりと綴れたらな...と。文章だけではなく自分で撮った写真も添えて。大した展開のない売れない短編小説だと思って肩の力を抜いて読んでもらえたら。

ブログの名前は"tsudzuri"

漢字で書くと"綴"

"綴る"という言葉には「詩や文章をつくる」という意味の他に「つなぐ、つなぎ合わせる」という意味がある。上に書いた「人と人(もの・こと)を繋ぐ」ようなことが文章を書くことで起こるといいなという思いを込めた。文字のカーブは 書き出すと止まらなくなる躍動感を表したつもり。

私の性格上「こんなん誰が興味あるんやろう...」「鼻で笑われるんやろうな」とかぐるぐると考えすぎてしまうけれど ここまで読んでくれた人がいたならすごく嬉しい。私のことを知る人でも知らない人でも なにか感想やリアクションがもらえたらもっと嬉しい という贅沢を言ってみる。あたたかく見守ってください。おしまい。