【アジア】三井住友銀行 中国市場で「ESG預金」の取扱を開始
三井住友銀行の中国現地法人、三井住友銀行(中国)(以下 SMBCCN)は、顧客のESG/SDGsへの取組サポートを目的に、中国市場で新商品「ESG預金」の取扱を開始した。
「ESG預金」は、SMBCCNが顧客の預金をESG分野のファイナンス全般に充当することで、中国市場の顧客にESG/SDGs分野に対する運用機会を提供する。SMBCCNは第三者評価機関の支援を得て「SMBCCN ESG預金フレームワーク(※1)」を策定の上、2022年6月1日から商品の取扱を開始した。
三井住友銀行を含むSMBCグループは、2020年4月に公表したサステナビリティに関する長期計画「SMBC Group GREEN×GLOBE 2030」で、「2020年度から2029年度のグリーンファイナンス実行額10兆円」という目標を設定しているが、2021年5月には、「2020年度から2029年度のグリーンファイナンスおよびサステナビリティに資するファイナンス(※2)実行額30兆円(うちグリーンファイナンス20兆円)」と、目標を再定義の上、上方修正した。
SMBCグループは顧客の環境問題解決に限らず、社会課題解決、SDGs経営への対応に向けたサポートに注力しており、SMBCCNはこの取組に賛同する顧客向けに「ESG預金」を提供する。
※1 「SMBCCN ESG 預金フレームワーク」
第三者評価機関(安永華明会計師事務所(特殊普通合夥)※3 以下 E&Y社)の助言を得て SMBCCNが策定したもの。ESG預金としてお預かりした預金を充当できる「適格 ESG アセット」を規定し、SMBCCNがフレームワークに基づき正しく運用していることをE&Y社が確認すること等を定めたもの。なおE&Yによる年次認証レポートは毎年SMBCCNのHPで公開する予定にしている
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