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わたげの飛ぶ日 主婦のデジタルマーケティング修行日記

カレーから考える、助け合える家族のカタチ

2018.01.10 12:30

私は敷地内同居歴4年目ですが、平穏に暮らす事が出来てありがたいと思っています。

敷地内同居をして助かっているのは、子供たちがスポーツのクラブに行く夜に合わせてカレーを義母が作ってくれることです。子供たちも義母のカレーが大好きです。

そして大量に作ってくれるので、私は2日間夕飯をほぼ作らないという暮らしっぷりです。

嫁をダメにするカレーです。

私の血の7分の2はカレーで出来ていると思います。


家族からのサポートがあるから安心して仕事ができる

仕事をしていると、子供の急な発熱、早めの下校時の対応、スポ少などの対応が困難な場合があります。

同居の祖父母がいれば協力して乗り切る事が出来ます。

これからの時代は同居か近隣に親子が住んで助け合った方が良い?

経済がどんどん成長する時代ではないので、家族全員が働かなければならないと思います。下手したら生涯働くのかもしれません。

お互いにできることで補完しあいながら暮らす流れになってしまうと私は思っています。


しかし、同居は難しい

昔の同僚に、家を建てますと言った時

「それは良かったわね!」

と言ってくれたのですが、

「敷地内同居で〜」と言った瞬間、

みんなが私にお悔やみを言ってきました。

それくらい、義理の親との同居は女性にとって精神的負担が大きいです。

このことは男性と、なんとなく大丈夫と思って同居しようと考えている女性は肝に命じて欲しいです。

入念に下調べをしなければ、失敗します。

私も敷地内同居ではなく、完全同居ならどうなっていたのか想像できない…。


敷地内同居が上手くいく状況

1 付かず離れず

2 義両親に社会と接点があり、家庭以外に関心が向いている

1の場合、

干渉しすぎず、しかし定期的に交流がある。

お互いの生活ペースが守られるといった感じです。

2の場合、

義両親が仕事をしている、周りに友人も多く、地域のコミュニティから離脱していない、趣味の活動がある状況…全て当てはめるのは難しいかもしれないですが、家にずっと篭らず、関心が外に向いてれば大丈夫かも?


大まかにいうとこの2つかと思います。しかし、敷地内同居で上手くいかない時とは、この真逆にあたります。


敷地内同居上手くいかない状況

1 干渉しまくって、密着

2 家にこもって、家族の観察が趣味

ひー最悪。高齢や介護が必要な状況なら仕方ない面もありますが、例えそうなってもデイサービスなどで外に交流ができます。

とても元気な人でコレだとキツイです。


例を挙げると

嫁が干した洗濯物を干し方が気に入らないと干し直す。

嫁が何時何分に出て今何してるのか、窓からのぞいて常時チェックする。

実例として(*_*)

敷地内同居で共有の庭があり、そこから頻繁に嫁の動きをチェックされ、あまりに不快だったので庭にベルリンの壁のような高い塀を作ったものの、それでも上手くいかず一家離散という話を聞いたことがあります。


怖いですね…。こんな老後を送らないように、若いうちから気をつけましょう。


因習的家族観とは何か

伝統的家族観というのは聞いたことがあるかと思います。ぐぐったら学術論文も出てきます。

簡単に言うと昔ながらの完全同居です。


因習というのは、昔からの習わしが今では暮らしにくく、ただ苦しいものになった習慣のことです。

因習的家族観の例

義両親に三つ指をついてつかえる

昔の人はよく言ってますが、つかえるっていうのがヤバイですね。無償の使用人といったところでしょうか。

長男信仰

もう少子化なのでやめましょう。社会が成り立たないです。


うーん挙げるときりがないですね。これと上手くいかない状況とあわさるともう、逃げて!というレベルです。


適応こそ日本の伝統?

古くから長く続いているものは、時代や状況に合わせて適応させているものが多いと思います。

また外国から取り入れたものも同じくです。仏教も外国から取り入れられましたが、神仏融合して長く運用されていました。廃仏毀釈で神仏に別れたのはまだ浅い歴史です。


家族のカタチも時代に合わせて、良いものは残して、続けて辛いものは捨てていき適応していかなけば破綻すると思います。


近所のお祭りも昔は長男だけが参加するお祭りでした。しかし少子化で今は男女の別なく、兄弟で参加できます。最近は外国の方も参加しています。

長男だけに固着していたらお祭りもとっくに廃絶していました。

本当に残したいものは何かをよく考えていきたいですね。