世界温暖化と水の独占化の脅威
カリフォルニアの野生の山火事で何千と言う家が焼失している。またカリフォルニアには万の単位で家に水道が出ないという家があるという現状を皆様はご存知でしょうか? カリフォルニアを思い浮かべると広大に広がる農地、ワイン畑、アーモンド畑等を想像し、水問題が無いように思えるが、実は水は全て北部山間地から運んでいます。この水が無ければサンフランシスコもロサンジェルスも無い砂漠地帯に成ってしまうでしょう。故に水を井戸で汲み上げて補助的に使っていたのですが、その地下水も空に成ってしまい、その空に成った地下空洞に、北側から来る水を一旦貯めて使っていて、その管理を 官民合同のThe Kern Water Bank が遣っているのです。しかし、そこに異常気象による干ばつ。しかし投資家によりその株が買い占められ、The Kern Water Bank が私企業に成ってしまった事から、大手開発会社の農園には水は行くが、それ以外には水が行かない。その為に辞めた小規模農家を買い上げ、拡大を続ける大手開発会社と言う構造が作り上げられているのです。これをアメリカ型ダイナミック経済と言うのは無謀で、中国共産党と同じではないかと思わずにはいられない悪質な経済統制です。
まあしかし、日本も季節外れの台風が北海道を襲い、ポテトチップが買えない時もある訳で早急なる脱炭素は必要だと思います。
ではマニラの水道はどうなっているのかご存知ですか。マニラウオーターという会社が管理し、マニラ首都圏東部の600万を超す住民に上下水道事業を展開する企業。最近ではボラカイやセブにも展開を拡げている。。アヤラ・コーポレーションの子会社であり、日英投資企業と協力している。アヤラ・コーポレーション - 32.07% 三菱商事 - 8.31% 国際金融公社 - 6.04% ファースト・ステート・インベストメンツ・マネジメント (イギリス)、ファースト・ステート・インベストメンツ・インターナショナル、ファースト・ステート・インベストメンツ (香港) Limited - 9.7% Philwater Holdings Company, Inc.等である完全な私企業の管理です。
異常気象で干ばつでダムの水が順調に得られない場合、アヤラ関係施設にしか水が行かない事も、このカリフォルニアの例からも考えられるのでは無いでしょうか。